「美術室」のしごと
先日、うちのこの学校公開で、図工の授業を見学させてもらいました。
とても楽しそうでほんとに良かったです。
いつも、美術の授業だと、他の授業ではわからない、見れない生徒の姿が見えるっていうけども本当だなぁと。父兄が「このクラスは云々」と言われていても、図工や美術の授業を見ると(??いい子たちじゃん?何がどうだった???)と思うことしかない。
昔、「主要科目」と比べて「不要科目」って実技系が言われてたのを思い出しましたよ、、、、。
じゃぁ、そんな不要科目の役割は何もないのかって、、、、、めちゃくちゃあるじゃん?と思うんだけどそれをいくら真っ向から話したって、大人でも、他の教科の教師でも父兄でも「だって稼げないじゃん」だとか「受験でいらない」とか言って話にならないんですよ。一つ一つ反論したところで、彼らは美術や体育や音楽から逃げようと思って言い訳で言ってるだけだから彼らにとってありがた迷惑なだけ。私と話なんかしたくないんだなって思うようになりました。
私は「美術」や「図工」「ものつくり」の科目の特質は、他の教科で見えなかったものが見えることだとしたら、それを学校の中での役割にすればいいじゃんとずっと思ってて、、、、「いいえ美術は主要教科です」だとかイラついて怒らないようにしています。(まぁ、、、、昨今私たちの世代はちゃんと「美術は生きるために必要なものですよ」と言わないといけないし、一緒に作って楽しいねって言わなきゃいけないんですけどねw皆さん一緒にいいましょうね!がんばりましょうね!)
そんなんで、私は、美術室は保健室の亜種だなぁと思ってる。でも保健室の代わりはできない。
特に病は直さないけれど。
時に人生の篝火を焚く。