乳がん治療 30- 『血管外漏出』その後ー半袖はもう着ない (過去ログ)
AC4回目に起こった「血管外漏出」と、DHP (PER/HER/DTX療法)・HP投与で「血管痛」も悪化、腕は悲しい姿になって、もう半袖は着ないと決めた
◾️血管外漏出ーAC4回目当日
帰宅して漏れた箇所にリンデロンVG軟膏*を塗る
(*リンデロンVG軟膏0.12% :ステロイド外用剤で炎症・アレルギーを抑える作用により発赤、腫れ等の症状を改善、皮膚炎などの治療に用いられる)
◾️翌日と3日後
よく見ると炎症止めの5つの注射針の跡。思い出して ≡itatatatata≡
患部はそのうち落ち着くが、これ以降、投与の度に血管外漏出を恐れ緊張、ビビリまくりのトラウマに・・・
◾️87日後:AC4 + DHP (PER/HER/DTX療法) 3回終了
アドリアシンも、ドセタキセルも壊死起因性抗がん剤で組織障害の強さは最強。血管が細く採血や投与時に、一度で針が入る確率は約半分、ほぼ血管外漏出の心配が無いCVポート留置を希望するも却下される。
血管痛は良くなる筈もなく、上腕にも出てくる。
◾️107日後:AC4 + 最後のDHP(PER/HER/DTX療法) から20日後
ああ 毒の通り道がクッキリ・・・違う、毒じゃない、ゴメン 抗がん剤と分子標的薬は救世主
◾️164日目:DHP(PER/HER/DTX療法)の後に始まったHP3回目
血管外漏出で傷んだ血管上の表皮は、ケロイドのようになり、腕をひねるとその長い筋がよれて目立ち、誰かに見られるのが嫌なのではなく、自分の目にそれが入るのが悲しく、もう半袖は着ないと決める。
≡もう、乙女の年頃はとっくに過ぎてるけどこれは結構悲しい事態≡
◾️383日後:1年以上経過
最後のHP14回目終了。HPは抗がん剤に比べ血管に及ぼす影響は少ないとみえ、色は薄くなってくる。 ≡ デモ半袖ハ着ナイ, 今モキ着ナイ≡
血管痛はこの頃もまだ引かず長い付き合いとなる
処方薬:血管痛用のそれは全く効かなかった まあそんなものだろうけど
血管外漏出を防ぐ為に
穿刺位置をチェック (看護師さんも人、間違いがあるかも・・・)する事と、投与中は大人しく借りてきた猫、それも老い猫状態をkeepするコト
血管外漏出 穿刺位置の話など
<治療の経緯>
1. 手術(リンパ節郭清)
2. 抗がん剤 AC (3週毎に4回)
3. 抗がん剤+分子標的薬 DHP(3週毎に4回) +放射線治療
4. 分子標的薬 HP(3週ごとに14回)
▶︎AC4回
A:アドリアシン(ドキソルビシン)
C:シクロホスファミド(エンドキサン)
▶︎DHP4回
D:ドセタキセル(Docetaxel)
H:ハーセプチン(トラスツズマブ Trastuzumab)
P:パージェタ(ペルツズマブ Pertuzumab)
▶︎HP14回
H:ハーセプチン(トラスツズマブ Trastuzumab)
P:パージェタ(ペルツズマブ Pertuzumab)
後に、血管外漏出のあった血管は壊死 、もとには戻らないと連携医に言われショックを受ける。が、正しくは壊死ではなく脅かされただけ。それにしても連携医は性格が悪い・・・
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サポートで、同居を始めたカタツムリの飼育ケースを買いたいです。