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思いやりが欲しい嫁と的確な指示が欲しい旦那-後編-

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夫婦のすれ違いを見つめてわかったこと

気づけば、また夫とちょっとしたズレが生じている。私が伝えたいことがうまく伝わらず、もやもや。夫も「何か間違った?」という表情で、「?」マークを浮かべている。繰り返し起こるこの状況、なぜなんだろう?と振り返ってみた。


すれ違いの理由

例えば朝活。私は朝早く起きたいと願って毎朝アラームをセットするが、実際にはスヌーズの連打が日課。ある日、「最近、全然朝起きられなくて…」とぼやいたら、夫が一言。
「俺は明確な目的を持って寝てるから、起きれるよ。」
…なんか、カチンときた。「いや、そうなんだけどさ!」って。
彼にしてみればただのアドバイス。
でも、私には、やる気がないと言われているようで、胸にグサリ。

私の反応パターン

夫の言葉に対して私の反応は大体二つ:

  • 大爆発タイプ:「そんなことわかってる!」とイラッとして無言になる。

  • 泣き虫タイプ:「そこまで言わなくても…」と涙が出そうになる。

これって、ただの性格の違いなんだなって気づいた。
夫はシンプルに問題解決を目指しているだけで、やってほしいことはストレートに言ってほしいし、言われても傷つかないタイプ。
私はその反対。
彼の「正論」が胸に刺さることもあって、「もう少し優しい言い方をしてくれたらなぁ」と思ってしまう。


お互いのためにできる工夫

そんなわけで、最近はまず「ただ話を聞いてほしい」だけのときには「意見はいらないから、聞いてね」と先に伝えることを心がけている。そして彼に何かをお願いするときは、極力シンプルに、簡潔に伝える。すると、彼もそのまま動いてくれて、お互いイライラが減った気がする。

性格が真反対であるからこそのすれ違いやぶつかり合いはあるものの、それでも基本的になかよしなのは、ケンカしつつもその時その時に「意見のすり合わせ」ができているからだと思う。

お互いが違う性格だからこそ、言葉ひとつで伝わり方も違う。
少しずつでも歩み寄って、居心地のいいコミュニケーションを築けたらと思う。

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