FIRE？リタイヤ？　自由な時間を望んでいたのに　1

　自分の人生を送る。自分が楽しいことにチャレンジすることを目標として活動してきた。ただ、急に体調が悪くなり、仕事が出来ない状態になった。やっと日常の生活が一人で出来るようになった時、有り余る時間をどうしようと思った。
　仕事で忙しいから自由な時間に憧れ、FIREをした人の記事を読んでいた。いざ自由な時間が増えると、自分には社会と切り離されたような気がして寂しさを感じた。
　昼間に車で走ると、高齢者が運転している車の多さを感じた。スーパーによれば高齢者が昼間はたくさんいた。今まで夜にしか行かなかったから気づかなかった。昼食にお店に入ると、昼食時間を外すと、高齢者が一人で食べている人が多いことにも気づいた。ホームセンターなどに行っても同じような様子が見られた。
　自分が望んだ生活を送れるようになると、思い描いたものと違うと感じた。自分には仕事や人との交流の中でしか生活できないのだと分かった。
　まだ体調がよくないため出来ないことがあるが、自分の楽しいことを多く見つけようと思っている。
　別のマガジンで今まで身につけたスキルや経験を伝えていく中で、自分の価値は何だろうとも考えるようになった。私には人のために何かをすることが、自分にとって楽しいことだと気づいてきた。結局自分が人の役に立つことで自分が助けてもらってるのだと感じた。
　「やってみたり、なってみない」と分からないことが多い。