クズみたいな自分の感情に吐き気がする
Vol.1【ワタシノ愛ノセカイ】
Vol.0【ワタシノ子育てノセカイ】
息子たちが今生きているだけで奇跡だ。
感謝できない私の心はクズだ。
13歳と9歳の息子たち。気が付くと親子分断状態で5年が過ぎている。
この5年間、息子たちを物理的に子育てしてきたのは父親とその親族だ。衣食住に困ることなく元気に育っている。
これほどまでに尊い現実を私は素直に感謝しきれない。声を聴きたい。顔を見たい。抱きしめたい。キリなく湧き上がる欲望。心が腐ってるみたいであまりの醜さに気が狂いそうになる。
息子たちがそばにいるだけで父親は癒され、父親の両親も癒されているはずだ。その彼らの姿に親族全員が安心して癒されているはずなんだ。
自分の子どもや身内や知人などの大切な人が、我が子や孫と暮らせなかったり、会えなくなったりする姿を見るのは、想像を絶する辛さや苦しみがあるだろう。ましてや親が我が子に会えないなんて死にたくなってもおかしくない。
私の産んだ子が多くの大人の心の弱さを救っている。それこそ奇跡だ。なのに私は感謝しきれない。あまりにも心が醜すぎて自分の人間力の未熟さに吐き気がする。
だから、気持ちを置き去りにされている息子たちを私は5年間も救えないままなんだ。
嘆いたってクズも吐き気もなくならない。
なんかお腹空いた。
生きてるな、私。
今、息してる。
すべてに感謝だ。
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