『事の端は雪色』
『言葉』『言霊』『言の葉』
言葉は、言霊になり、現実のものとなる。
というのは、日本人の好きな言い伝え。
だから、簡単に言葉にするもんじゃない。
と言う人もいる。
未来を語るのは好きじゃない。
と言う人もいる。
言ったことをころころ変えるな。
と言う人もいる。
でも、言葉や想いは移ろいゆくもの…と考え
その時の自分の想いを言葉にすることも
私は悪くないんだと思う。
今どう考えているのか。
今どうしていきたいのか。
今どう想っているのか。
自分がどんな将来を考えているか。
自分がどんな人間でいたいか。
自分がどう生きていきたいか。
その時の自分の気持ちや考えを
身近な人に話すことは
自分がそうなりたい、そう頑張りたい、
そうしていきたい
という意思であり、確認であり、
整理されていくもの
なんじゃないか、と思う。
だから、たくさんの人と言葉を交わすことは
その時の気持ちを言葉にすることは
自分の意思を強く持つための
第1歩なんだと思う。
私は言葉を紡ぐのが好き。
その言葉が読んでくれる人に
どう響いているかはわからないけど。
でも同じくらい言葉を読んだり、
聴いたりするのも好き。
自分にはないものを与えてくれるから。
だから、たくさん言葉を交わそう。
たくさん言葉を聞かせて。
たくさん扱う言葉を見せて。
それが実現するように。
それが言霊として生きていくように。
それが事の端にならないように。
そのときのその気持ちを言葉で表して。
たくさんの言葉を伝えて。
たくさんの言葉で強い繋がりをもとう。
どうか
近くの人にその言葉が届きますように。
どうか
その言葉が生きていきますように。