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堆肥の仕込みと切り返し

こんにちは、TSUMUGIのかよこです。

TSUMUGIでは、岐阜県・五段農園の高谷裕一郎さんにアドバイスをいただきながら、家庭で出た生ごみの完熟堆肥化をおこなっています。

なぜ生ごみを堆肥化するのか、どんな方法で堆肥化していくのかについては、昨年の記事があるので参考にしてください。

この記事では、今年の経過をメモしておきます。

5月22日 仕込み

TSUMUGIのメンバーのうち、10世帯分のLFCコンポストを葉山の拠点に集めました。高谷さんのアドバイスに従って、以下の分量で混ぜました。(仕込みの詳しいやり方については去年の記事をご覧ください。)

LFC コンポスト200L
米糠 40L
籾殻40L
赤玉土20L
水4杯80L

24時間後には50度まで上昇
72時間後には60度まで温度が上がっていました!微生物たちが働いてくれている証拠!出だしは順調です。

5月29日 切り返し1回目

この日は、追加の仕込みと切り返しの1回目を行いました。

コンポスト 100L
米糠 1杯 20L
籾殻 1杯 20L
赤玉土 10L
水 1.5杯 30L

白い菌糸が見える・・・!

仕込み分をかき混ぜてから、先週仕込んだ堆肥をぜんぶ取り出して、スコップで混ぜていきます。ものすごい重労働です。汗だく。

酸っぱいような、牛舎のような、ものすごい匂い・・・。それでも去年よりは臭くないような気がしました。家庭での熟成度合いが去年よりうまくいっていたのでしょうか・・・?

この切り替えしの後1週間は、中心温度65度前後をキープできていました!いい感じ!

6月4日 切り返し2回目

最初の切り返しの時よりも、だいぶ黒くなってきました。中心の温度がちゃんと上がっていて、切り返す時に湯気が見て分かるほど!

臭いも前回よりも少なく、糠床みたいな酸味のある、香り。アブの幼虫が発生していて、モゾモゾ動いていましたが、高谷さんによると彼らは非常に有能な分解者だそう。

これから完熟に向かって減っていくので、あまり気にしなくても大丈夫とのこと。少し水分が多かったかもしれないので、次回は少なめでもOKとアドバイスいただきました。

6月19日 切り返し3回目

本来であればもう少し前に3回目の行う予定だったのですが、諸事情により少し日が空いてしまいました。そのせいか、温度も40度近くまで下がっていました。

けれど、この日の切り返しで息を吹き返し、翌日にはまた60度に!

6月26日 切り返し4回目

匂いがほぼなくなってきました!あんなに臭かったのに本当に不思議です。
ただ、堆肥箱の淵側は温度が低かったせいか、虫が大量発生・・・温度が上がれば死滅するようなので、しっかり空気が混ざるように念入りに混ぜました。

7月の切り返しや完熟テストの様子はまた別の記事でお伝えしていきます。今年も良い堆肥ができますように!


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