蘭華

数霊、形霊、色霊、音霊、言霊 ・・・ 古代の叡智とスピリチュアルな経験を、現代の日常生活に紡ぎます。

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最近の記事

耳に注目してみた ~私は要約筆記者になれるのか ①~

2021年10月、私は《要約筆記者養成講座》 の受講を始めた。 これから1年間の学びと試験への道が続く。 《要約筆記者》 という言葉を初めて知ったのは、鳥取県のニュースで取り上げられた今年の夏。 聴覚障害者への文字情報提供をする役割だと言う。 今までボランティアなどに積極的だったわけでもなく、愛に溢れた優しい人間ということでもないが、これなら自分にもできるかもしれない… そう思ったが、その時は私が住む島根県での情報にまでたどり着くことはできなかった。 それから2ヶ月ぐらい経

    • 神々が集まる、雲出ずる国

      今年も間もなく神在祭を迎える。 毎年全国から八百万の神々が出雲大社に集まられる10月。 神様がお出かけになる他の地では神無月と呼ばれているが、お迎えする側の島根だけは、特別に神在月と呼んでいる。 これに合わせて10月になると島根を訪れる観光客の数も急に増えるのだが、正確には旧暦の10月10日から17日までの1週間なので、神在祭の日程は毎年変わっている。 それは10月半ばから、年によっては12月の初めになることもあり、私はいつも年の初めにはまずその年の神迎祭の日程を調べ、新しい

      • 『日日是好日』 美しい所作の奥にあるもの

        映画『日日是好日』を見た。 茶道の先生役である樹木希林さんが、主人公典子役の黒木華さんにお手前を教えるシーンを見て驚いた。 子供の頃に私が言われたことと全く同じなのだ。 45年も前の、それもわずか3年間のこと。 それでも私は覚えていた。 樹木さんは私と同じ先生に習ったのかと思うぐらい、言い回しやテンポが一緒だった。 いくら同じ表千家だからといって、そんなことがあるのだろうか。 樹木さんの声に沿って自然と私の手も動き、遠い記憶が鮮やかに蘇った。 小2の春、祖母と大叔母との同居

        • 月の中のうさぎ

          今日は中秋の名月。 ここのところ天気も良いので、きれいな月が見える。あの月の中に本当にうさぎがいるのか……? 子供の頃に誰でも一度は考えたことがあるだろう。 月の中のうさぎは『慈悲の象徴』なんだとか。 おなかを空かせた老人のために、食べ物を探そうとしたサルとキツネとうさぎ。木の実や魚を持って来たサルとキツネに対して、何も持って来られなかったうさぎは自ら火の中に飛び込んだという…… 老人のために自分の命を捧げたうさぎは『慈悲の象徴』として月で蘇った。この話を知った時、私

          ムとクウとカラッポ

          時代のお引っ越しに向けて、自分自身を整理しようと改めて考えたみた。私はこれから何をどうしたいのだろう… 1年前、ある人に言われた。「なりたい自分を思い描きなさい。それを神様に繋ぎますから…」 そう言われて、私は何も思いつかなかった。そのあまりの真っ白さに、自分が一番びっくりした。 結構長いこと生きてきて、いろいろあって、その度にしっかり考えてきた。夢も希望もあって、何度も打ち砕かれて、それでも何とか前を向こうとあがいてきた。若い頃よりは落ち着いて、それなりに自分を生きら

          ムとクウとカラッポ

          これらのために過去を紡ぐ

          魚座の私が、魚座の満月の今日、“紡ぎ”を始めようと思う。少しばかり星の力を借りて・・・ 天体の配置が特別な2020年、年の始めから占星術者達は数百年ぶりの大変革が起こると言ってきた。まさかこのような形になるとは思わなかったとしても、確かに私達は急速に変わることを求められている。そしてまもなく“風の時代”へと移行する。 私がスピリチュアルな学びを始めた20年前から“風の時代”への移行は言われていた。私達の寿命は長くても80~100年程度。星の寿命からすればほんの一瞬だ。その

          これらのために過去を紡ぐ