大河ドラマにラノベ風タイトルをつけてみた話〜お遊びにお付き合いいただける方どうぞ〜
十月二十日の放送から、また何か政治的なあれこれが詰まってきそうなので、今日のうちにこのお遊びをやっておきたいと思います。絵も、普段は使えない可愛いピンクをチョイス。
真面目な方ほど、ご注意を。
アラートです。今日は大河とラノベで遊びます。真面目な方ほどご注意を。「おま、コラ!大河さまとラノベさまで遊ぶとは何事か!おちょくってんのか!」とお怒りになる方は、今ここでこのページを閉じてください。ちなみに、この記事は大河やラノベを否定するものではありません。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
ここから先は、私の大河に対する思いをご存知の方で、笑い飛ばしてくださる方、そんな方々に向けてあくまで楽しく書いていると言うことをご了承いただける方、よろしくお願いします。
なんでラノベ風タイトル?
これを思いついたのは、少し前です。今月には入っていたかしら?越前編よりちょっと前くらいからのモヤモヤが爆発していた後半なのですが、史実の主説とはあまりにも違う、そしてあまりにも「見たかったモノを見せてくれない」展開にどうしようかと思っておりました。その時、ふと「去年から大河が軽すぎる」という某SNSのコメントを思い出しました。軽い=ライトですよね?(コラ)ライト大河かー、なるほどねー。ラノベ風タイトルつけてみようかなー……、、、、、以上です。
ラノベ読まない人ですが。
そうなんです。普段「ライトノベル」と呼ばれるものは読みません。ケータイで無料の漫画は読みます。ので、タイトルは目に入ります。そして漫画のラノベライズやラノベのコミック化が一般的であるのも知っています。
アラフォーですので、私以上年長の方はご存知かと思いますが、昔「ティーンズ小説」というジャンルがありまして、ほぼ今のラノベでした。ちなみに、その頃のお決まりは「生き別れた兄妹が偶然出会って知らずに恋に落ちる」というジブリの「コクリコ坂から」的展開があるのです、多分。私がこのティーンズ小説を読んでいた時期はほんの一瞬でしたし、ハマったことはありませんでしたので、この程度の認識です。
ケータイ小説もそのあとのネット小説も大して読んではいません(画面が小さくてチカチカするから)が、ラノベは少し別の事情があって読んでいませんでした。ただ、今色々と気軽にアプリで漫画を読めるようになっていくと、こんなに気軽にストーリーをラノベ風に作るのも楽しいなと思います。いつか、ラノベ風作品も書いてみたいですね。
ここから、私の先入観まみれの「ラノベとそのタイトルに対するイメージ」を至って個人的な感想として述べます。
いや、ご大層なこと言いましたけれど、ラノベってある程度の流行りがあるものの、その時々の決まった型があって、ちょっとするとその型のアレンジが出てくるから、大体何読んでもラノベの様式美だなぁと思うのですが、その違いと「主人公の先が大体見えている」という安心感の上で読むものだと思っています。そして、ラノベタイトルのイメージですが、これも色々かと思います。ただ、見てすぐそれとわかるモノは……
・長い
・?か!などの記号が入ることが結構ある
・副題がついている(これも長い)
・タイトル読めば、初期(だけじゃない)設定が大体わかる
・タイトルで、個性を表現
・溺愛か異世界(または同一人物の繰り返し)転生で自分をチートにする
です。※個人のイメージです。
と、いうことでこのイメージに沿っていってみそ。
大河にラノベ風のタイトル
やっと本題です。『タイトル〜副題〜』(大河タイトル)でいきたいと思います。
『転生したら藤原為時の娘だった件〜左大臣さまの溺愛がすごすぎて源氏物語を書くだとぉ?!』(光る君へ)
お察しください。これが一番最初に浮かんだのです。宣孝さまを喪った悲しみを慰めたのが源氏物語だったという、主説を見せてくれなかった点、まひろの人生に起こったことをただ連ねただけの源氏物語にして紫式部の創造性がなんだかなになっている点、何より道長の溺愛が紫式部とまひろを解離させている点が、このタイトルを書かせています。
『天下人の妻になるはずだった悪役正妻は、小国連合国家を目指す?〜奪い合うのではなく、与えあうのです〜』(どうする家康)
主役は有村架純瀬名ちゃんで。この大胆改変から、昨年の大河へのレビューが荒れた気がします。以前も書きましたが、個人的には戦国時代を生き抜いてきたアラフォーの瀬名ちゃんがこんなお花畑EU構想で突き進めるはずがないと思っていますが。何はともあれ、衝撃展開でしたから。
『権現さまは弱虫・泣き虫・鼻水垂れ?!〜鳴くのを待っていたわけではなく、天下を前にへっぴり腰だったのです〜』(どうする家康)
松潤さんの人形遊びという衝撃ビジュアルにネットが沸いたものの、こちらが主題だったはずですが。瀬名ちゃんや淀君の迫力に押され気味だったことも含めて、このタイトルです。
『さえない次男坊だった小四郎は日本初の武士政権を支える執権さま?!〜「尼将軍の弟」はチート技です〜』(鎌倉殿の十三人)
名作でもやってみよう。この作品はマジでエンジョイしました。途中で自分の状況が変わったので、堪能したのは後半ですが、もう一回最初っから見直したい。
では、お名残惜しいです(?)が今回はこれが最後です。
『紫式部で大河を書けと言われましたので、歴史的大作家に自分を重ねてみました〜一千年の恋物語もきっと私と同じように彼女の経験則で書かれたに違いない!〜』(光る君へ)
この作品、俳優陣も美術も音楽も全然悪くないのです。その素晴らしいスタッフをどう使うかが大事ですよね。
さて「書くことによって癒す」という、今年の大河に珍しく共感できる道綱の母寧子さまのセリフに便乗してみました。悲しみも怒りも恨みも、書けばきっと昇華できるのでしょう。ご笑納ください。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。