友よ
つい先日、知り合いの方の訃報を耳にした。
死因が肝臓に関わるものだったということで、同じく昔に肝硬変で突如亡くなった会社の後輩を思い出した。
もうかれこれ8年近く前かな、
そいつはまだ32くらいだったかな
聞くところによると、彼は俺とは対照的な半グレの人生を歩んで来てたのに何故だか妙に俺を慕ってくれてて。
唯一会社を出てからも遊んだり、ハープでステージにあげたり、(演奏はめちゃくちゃだったが。w)まぁ、とにかく楽しかった。
そして、酒は本当に好きだったね。飲み屋とかキャバクラに呼び出しといてひとりだけ寝ちゃったり。w
B型らしいB型の我が強いくせに変なところでナイーヴで、喜怒哀楽激し過ぎて本当にめんどくさい性格だったがなぜか憎めなくて、よく朝まで笑い合ったなぁ。
そいつがギター教えて欲しいって仕事に持ってきたCDがジャックジョンソンで、初めてサーフミュージックを知ったし、そいつはサーフィンやってたからいつか一緒に海行こうって誘ってくれてて。
結果的に、結局それは1度も叶わなかったけど、今そいつが教えてくれたこと全部好きだし、胸の中で活きてるし、間違いなく俺の成分になっている。
そいつ曰く、初対面で最初の一言が『あのさー、何か君バンドとかやってんの?』って俺が声かけたらしく、何この変な人って思ったらしい。w
そいつのぶんまで生きてるなんて言ったら本人に笑われそうだが、、ほんとそう想ってる
『阿部さん、音楽やるならベートーベンより有名になってくれよな!』ってよく言ってたっけ。w
実際、ずっと忘れないし、覚えているよ。
歳をとらない写真の中の友人よ、ありがとう‼︎
俺は今頃やっとまともに波に乗れるようになったよ!
またいつかギターとハープでデタラメなセッションしょう!
あなたのぶんまで人生楽しむからね。
なんか、書きたくなったので。
読んで頂き、ありがとうございました。