フィギュアスケーターで誰のファン?ときかれれば私は即座に『チェコのミハル・ブレジナ!』と答える。どこが好き?ときかれても全部だ。好きとはそういうものだろう。アメリカのネイサン・チェンも好きだ。だがフィギュアスケートは長らくぼおっと観てきた。 私がツイッターでスケートアカウントを作ったのはほぼ1年前。今シーズンまでBSは観られない、ライブストリーミング中継、通称ライストも観たことがない。観れるのは地上波のテレビ放送だけというひどい情弱ぶりだった。 そんな環境も手伝ってか、私
日本に住んでいる一般的な日本人がテレビしかない時代からネットを駆使して過去映像、有識者の解説ブログなどを経て日本のフィギュアスケート史からネイサン・チェンにたどり着くまでのストーリー。 フィギュアスケートという競技を初めて意識したのは伊藤みどりだ。臆せずに書けば優美さが良しとされていた当時の女子フィギュアスケート界にジャンプで真っ向勝負を挑んだレジェンドである。 その後も日本人選手の情報がポツポツと入るような脆弱な環境の中 ヤグプル時代に4Tを装備した本田武史は五輪で4