11月2・3日、鎌倉で週末文学室2に参加します。
はい、というわけで前回の大阪編に引き続き、2024年11月2〜3日に鎌倉のギャラリーAKIさんで開催される週末文学室2 鎌倉篇 に、私つみもとも参加いたします!
週末文学室2の詳細につきましては、以下の主宰団体手のひらの金魚さんのnote記事をご覧ください。
前回の大阪篇では「阿房列車をテーマにした立体造形作品」で参加しましたが、今回は「海」をお題とするテーマ展示の枠で申し込んでおりまして、前回よりちょっと幅を広げた「内田百閒作品の「海」をテーマにした立体造形作品」での参加です。
↑前回の大阪篇で展示した阿房列車テーマの作品についてはこちらをどうぞ。
なんで毎回立体造形作品になるんだろう……というのは私自身が一番不思議に思っています。いやなんか……平面で勝負するだけの地力が足りなくて……? それで要素を重ね合わせて形にしようってことで……??(あやふや)
作品の元ネタ解説など、細かいところはまた展示後に書けたらと思っているので、今はどんなものを出展するのかチラ見せをば。
前回はコンビニプリントを駆使しまくっていましたが、今回はなんと! ちゃんとした印刷所さんに入稿して印刷をしております!
透明フィルムに、内田百閒作品から抜き出した「海」のイメージをそれぞれ印刷して……
それを額装マットに貼り付けたものを、ちょっとずつ空間を開けながら一列に並べて覗き込めば、コラージュのような重ね絵が出てくる……という構想です。
とはいえテストプリントで試した時点では、まだちょっと見にくいとこあるかな〜どうかな〜とやや不安にもなりつつ(写真より直に見たほうが見えやすくはあります、写真は映り込みが激しくて難しい)、微調整中でございます。
まあどうにも思うような形にならなかったら、こうしてぴったり重ねた状態での展示に切り替える手もありますからね。
後ろから照明当てるといい感じに光りますし(?)。
また、今回は主宰様のご厚意で、展示の側にご自由に手に取って見ていただける解説ファイルを併置する予定です。元ネタにした百閒作品からの引用文や、その話が読める本の紹介、そして展示している絵をファイルに綴じて重ねて、一枚一枚めくって楽しめる仕組み。
そのために印刷所さんには2部ずつ発注しましたからね! 一方は立体造形として覗き見をし、もう一方はぴったり重ねた平面画のレイヤーを直接確かめて頂けます。
作っててずっとこれ絶対今回も浮くんだろうな……という確信がありましたが、浮いていても全体の雰囲気でしっかりと包み込み、「いい浮き方」にしてくれるのが週末文学室という場所ですから……今回も信頼のもとにガンガン我が道を進ませて頂いております。
ちなみに週末文学室の展示は、私のような創作展示もあれば、初版本や作家の直筆原稿・はがきなどもたっぷりと取り揃えられているすんごいラインナップでございます。詳しくは、再びの紹介となりますが、↓の主宰様のnoteをご覧ください。
それでは開催まであと一週間、いざ鎌倉!!(絶対それが言いたかったやつやん)