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【RRR感想】インド映画が苦手だという話をして共感を得てみたいという試み【やや酷評】

RRR めっちゃウケてる

全国2億4000万人のインド人の皆様こんにちは。
映画、見てますか?

今日、最寄りの劇場で『RRR』という作品を見てきました。

ポスター。
中段のアニマルたちが面白い。


SSラージャマウリ監督によって製作されたインド映画で、現在ネット中の映画好きたちを唸らせている作品です。
ネットの意見としてはもう絶賛も絶賛、大絶賛で、ここまでウケている映画は年に何本もはないといった具合のウケレベルです。

ネットの人たちって「バーフバリ」とか「きっとうまくいく」をはじめとして、インド映画結構好きですよね。インド大作が公開されるたびに「上映中最高すぎてずっと泣いてた」だの「全人類見ろ」だのと、ウケ狙いバズり狙いが透けて見える誠実さの欠片もない大袈裟すぎる感想を言い合ってるイメージ。うんうん。そのムーブメントの是非は一旦置いとこう。う~ん、でもな~~~~〜〜

【悲報】ワイ将、インド映画が苦手

まとめサイトみたいな見出し、失礼しました。
何を隠そう、私はインド映画が苦手なのです。

もちろん、インド映画を全部見たというわけではないので若干不適切な表現かもしれませんが、傾向として苦手なのです。

ですので、この先は
「うお~~~~インド映画が好きでたまらん!インド映画の良さがわからん奴はダンスバトルで殺す!!!」
みたいなテンションの方は、読まないほうがいいかもしれません。せっかくのところ申し訳ないのですが、お引き取りをお願いします。

はい、インド映画過激派が引き返してくれたところで、RRRの話の前に、何故インド映画が苦手なのかというお話をしておこうと思います。


しつこいからです

はい。しつこいから苦手です。
そもそも長くねぇか?インド映画って…
全部が全部そうではないだろうけど、傾向としてね。

さっき挙げた有名な作品でいうと、
「きっとうまくいく」は3時間あるし、
「バーフバリ」は二本立てで計4時間ちょっとありますよね。

飽きちゃう。

インド映画じゃなくても長い映画って飽きがちなんだけど、インド映画ってそこまで長くなる必然性もなければ凄いヒキがあるわけでもないのにやたら長い作品が多いから余計飽きる。

間に挟まる歌や踊りで話が一回止まってしまってテンポが損なわれるのもなかなかツライ…。

展開がかったるいというかしつこいというか、そういう感じ。比較的せっかちな性分も相まって「早く進まないかな…」って思っちゃう。

で、RRRの話に戻るんですが、本作も長いです。
当然のように3時間ある。

そんでもって、コレ別に3時間ないと語ることができないような物語ではないです。3時間もいらない話なんです。

密度ギチギチに要素を詰め込んだ作品でもなければ、すごい複雑で消化に時間がかかる作品でもないんです。

ただゆったり進んでいるがために3時間になってしまったというだけのお話なのです。

それがね~~~~~ちょっとね~~~~~~~~
途中で眠くなっちゃったよ。劇場で眠くなったのは「ローグワン」の序盤見たとき以来の出来事だったよ。

展開がゆっくりなだけならまだいいんですが、もうとにかくしつこいんですよね。
鑑賞中何度「わかったわかった!」ってなったことか。

中盤以降はお腹いっぱいだって言ってるのに、異様に味の濃い食べ物を無理やり口の中に突っ込まれているような気分でした。


アクション


アクションは言われてるだけあってなかなか面白いし、好きなところもあるにはあったんですが、これだけを求心力とするのはいささか無理が生じるだろうという感じでした。

凄いといってもバーフバリほどではなかったし。ていうかこれもなかなかしつこい

見せ方があまりにもスローモーションの一本槍すぎる。ザックスナイダーか?
完全なる食傷で、ここでも「わかったわかった!」ってなりました。

歌と踊り

あとは歌と踊りですよね。なんといっても。インド映画にはつきものですよね。

「急に歌ったり踊ったりするのが嫌いだからミュージカルやインド映画は嫌い!」という方もいらっしゃるようですが、僕はそういうスタンスではなく、歌や踊り自体には拒否感はないです。

ただねぇ…これもねぇ…
何度も言うようで恐縮ですが、「わかったわかった!」感が否めない。

わかったわかった!


上の項でも同じようなことを書きましたが、一つ一つの歌/踊りが長い良い塩梅を越えてないか?と思わずにはいられませんでした。


さいごに


皆さんは苦手な食べ物ってありますか?
ベタなところでいうと「納豆が苦手」「ピーマンが苦手」「きのこが苦手」とかでしょうか。

ちなみに私は和菓子が苦手です。甘すぎるのと、「俺上品やろ?」みたいな顔して妙な臭いがするだけで全然美味しくも上品でもないものがあるのがムカつくからです。

我が天敵・八ツ橋。
百歩譲って上品なのは認めても良いが、
味は認められない。
ジャパンノ スナック マズイデース。



さておき、ここまでインド映画がどうのこうのと好き勝手書いてきました。当たり前のことを言うようですが、これは完全に僕の好みの問題だと思います。で、正直好みって映画も食べ物も同じことだと思うんですよね。

僕はインド映画が苦手で、苦手な理由も上に書きましたが、そういった理屈で説明して他人にわかってもらえる部分と、本人だけが知る、言葉にしたらよくわからなくなるけどなんか嫌だと思っている部分とが結びついて苦手は作られているものだと思います。

納豆で例えるなら「臭い」「触感が受け付けない」みたいなのが前者、「なんかキモイ」「とにかく嫌」みたいなのが後者。

ですので、ほかの人が「これ苦手だ」と言っているとき、あなたがそれを好きだったとして、「何が苦手やねん!!!言うてみぃ!!!!!!誤解しとるんちゃうか!?!?!?!!!????」と躍起になると馬鹿馬鹿しい場合が多いです。

だから、RRRが面白かったよという皆さん、そしてインド映画好きの皆さん……


僕のこと許して~~~~や~~~~~~~~~~~~~~~プリプリプリプリプリプリプリプリプリプリプリプリプリプリプリ~~~~~~~wwwwwwwwwwwww(おならを出し入れする音)

堪忍堪忍!w堪忍やで!wカンニング竹山!wwwさよオナラ!チョンブリwww(おならで空を飛んで逃走)

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