傘をさしだす(すーをあげます)
仕事からの帰り道、通り雨にあたりました。
5車線の大きな国道を渡る信号待ちをしている間、ポツリポツリと降り出したかなと気づく頃には、またたくまにしっかりした雨足に。
折り畳み傘を出さないとなぁと、のろのろリュックを抱え直していると、横からさっと傘を差し出してくれました。
その方も信号待ちをしていて、折り畳み傘をわたしより少し早く広げていて、私の方にも分けてくれたのでした。
わたしも持っているから大丈夫です
ノロノロしていて気を遣わせてしまった、申し訳ない
とは、思いませんでした。嘘です。後からちょっと思いました。
最初に浮かんだきもちは、嬉しい!でした。
結果的に相傘して頂いた時間はわずかでした。
相手も持っているかもしれない、お節介かもしれない、
それでも、さっと傘を差し出してくれたことに、
晴れやかな気持ちになりました。(もちろん、天気だけに!)
さ行の多い、文章になりましたが、
一瞬の素敵な出会いでした。
赤い雨傘、雨の中〜♪