#THE_NEW_COOL_NOTER賞_7月参加
Ⅰ
酸素を吸って 食べものを口に運んで
わたしは 生きている
悟れることは むりとしても
「生きている」ことの 意味を
生命から 分かりたいと思う
少し時が経てば
地球ではない世界へ 旅立つわたし
わたしという 人間とは一体何なのだろう
ああ 誰か教えてくれないだろうか
分かるヒントを
こっそり 教えてくれないだろうか
社会に対して
人のためになるような 有意義な
価値のあることは できない凡人のわたし
ある人は
病で 戦争で 不慮の事故で 自死で
生命を落とす 人がいる
その人たちに 生かされているのだと言う
生きているだけで 意味があると言う
聞いた時は そうなのと思うのだが
やはり今一 ピンとこない
大病をして生きかえった人
空に昇り始めたが 引き返してきた人
そういう経験の持ち主は 生命の大切さや
生きている幸せが きっと分かるのでしょう
地球上に 人間として
産まれてきたこと自体
そして 生きていること自体
不思議な思いを するのだけれど…
考えても分からない
人間とは「真理の探究」を
真摯に考察していけば いいのだろうか
それは甚深な境地に 辿り着かないと
むりなことではないかしら
わたしには……
考えていると いや考え始める入口で
頭がグルグル おかしくなるかも
しれないとも思われてくる
ああ… ああ…
Ⅱ
生きものとしての
種の保存という 観点からは
次々に人間は 産まれてくる
わたしも その一人なのである
種の保存は 大切な行為であり
必要なことでもあり
ここでも 不思議さを感じる
しかし
この地球で 現在は
一年に一億人ずつ 爆発的に人口が増える
この現象に 驚愕させられる
恐ろしい現象でもあるかと
思ってしまうのだけれど どうなのかしら?
食糧不足は 近々の大問題として
議論を交わし 食料の増産計画
食糧の科学技術開発も 進んではいる
地球の環境へは 破壊行為が始まっている
このままではいずれ 地球の滅亡が
早まることは 間違いなし
いろいろと 未来を考えると
不安だらけの昨今である
Ⅲ
なぜ生きているのか 生きる意味が
分からなくとも わたしは生きている
その時まで 最後の人生を
生きなければならない
ならば 楽しく 好きなことをして
生きていこう
生きてきたことが 幸福であったと
少しでも思えるように
わたしの人生を… 生きていこう
何とか書ける努力をして挑戦した
賞指定のロゴがどうつけるのか分かりませんでした。