#053 退院後の備品の準備と福祉車両の商談
5月20日(木)
妻は朝から「備品を探している」らしい。
ベッドカバー、体交用のクッション、おむつの防臭袋などなど。
また、医療ソーシャルワーカーさんとも話をしたらしい。
訪問看護は、退院後2週間毎日来てくれる制度があるらしく、
その制度を利用して「退院後は毎日の訪問をお願いした」とのことだ。
妻は入浴については「週2回、できれば3回入りたい」と言っている。
市役所の相談員さんが紹介してくれる業者さんと、
病院から紹介された業者さんで「まずは週2回でお願いすることにした」とのこと。
さらに「今日も放置プレイ」らしい(笑)
「全然ケアに来てくれない」と・・・
27日にケア指導があるが、放置プレイの人が担当だったら、どうなるんだろう?
そうじゃないことを祈ろう・・・
夕方になると、リハビリの人から妻に「旦那さんが介護リフトの練習する日を決めたい」と話があったそうだ。
とりあえず来週の火曜日25日にしてもらった。
ちなみに、私は妻と接触してはダメらしい。
だから、リハビリテーション室でリハビリ担当の女性の人に協力してもらい練習するらしい。
27日のケア指導の日は、実際に妻と一緒にリフトを使う練習をするそうだ。
なんか毎日退院に向けて進展があります。
夜は、下痢だったらしく、着替えをさせてもらったとのこと。
「最近は下痢じゃないよ」と言っていたんだけどな・・・
下剤の調整は進展してないのかな。
5月21日(金)
今日は午前中、下痢で2回着替えをしたみたい。
下剤の調整は、しばらく調子がいいかと思っていたが、昨日今日と不調だ。
これは危険な予感しかしない・・・
とりあえず早めに洗濯物とりに行って洗わないとな。
臭いがとれないので、2,3回つけおき洗いしているから。
午後のリハビリでは、訪問リハビリの人が挨拶に来て、一緒に介護リフトの練習をしたらしい。
退院後に自宅に来てくれる予定の人です。
退院後も、訪問リハビリの人と車椅子に乗れるようにと。
私の方には、医療ソーシャルワーカーさんから連絡があった。
「訪問看護さんから余っている介護用品が大量にあるので、用意しなくていいですよ」との話。
色々備品を準備し始めているところなので、助かります。
よかった。
5月22日(土)
今日は近所のネッツトヨタで福祉車両の商談。
妻はこの先何年生きられるかわからない。
残された時間は何か月かもしれない。
そんな状況なら、その都度福祉タクシー使えばいいのでは?と思う人もいるかも。
お金だけを考えたら確かにそうだろうね。
だけど、これは
「妻を何年でも介護していく、一緒に過ごしていくという」
私の決意表明でもある。
妻にも「ほんとに買うの?」と言われた。
だけど、買うからこそ妻には頑張って生きて欲しい。
・・・なんて勝手な思いを押し付けて申し訳ないけど。
初回商談なので、先日行ったウェブキャルステーションの人も1時間以上かけて、駆けつけてくれた。
ディーラーの営業担当の方によると
「今までなら1か月半から2か月くらいの納期だったが、コロナの影響で半導体が入手困難となっていて、納期が遅れ気味」
とのこと。
なので「ベースの車体だけでも注文しておいた方が良いですよ」とのことだった。
いずれにしても、退院には間に合わないので、しばらくは福祉タクシーを使うことになるのかな。
とりあえず今日の内容を来週までに整理してもらえることになった。
来週あたり契約かな?
そして「8月中に納車できれば・・・」という感じだ。
気になる点としては、リクライニング車椅子が乗るのかというところ。
「来週、介護用品が一式揃います」とディーラーの営業担当さんに伝えたところ。
「では来週の金曜日にデモカーを用意しますので、車椅子が乗るか試してみましょう」ということになった。
乗るといいな。
乗らない場合は、業務用のハイエースしかないのかな。
商談が終わってから、妻が食べたいというお菓子を探して差入れした。
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