⑤もう1つの理由 実家の母屋を残したい
☟前回の記事はこちら
学生で超絶暇人だった私と夫はバイト合間に「お茶」を重ねて重ねて、重ねまくりました。そして春、卒業と同時に私は東京へ。夫は地元香川でお仕事を始めます。
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こんにちは。
久福ブルーイング本島の久保田です。
突然ですが、皆さんの周りにはご家族所有の空き家はありますか?
夫の実家の隣には、当時夫の祖父母が住んでいた母屋があります。
現在はリフォームをしたので建築当時の面影は一部失われたところもありますが、いわゆる昔の土間の台所があった家。何年築かは知りませんが、今の住宅にはない良さが残っているお家です。
私は古くて、物がなくて、静かなこの母屋がとっても大好きです。祖父母は他界してしまい、今は空き家となっていますが、義父の友人が集まってみたり、義妹の友人が遊びに来たり、ごくまれに私たち家族が泊まってみたり、そんなことをしながら、なんとなく風を通している母屋。
現在は義父母が管理しているので、比較的良い状態が保たれています。とは言え、築年数相応の老朽はしていて、遅かれ早かれこの母屋をどう残していくかというのは、義父母はもちろん、次の世代である夫や夫の姉妹の課題でもあります。
そんなこともあって、私の持ち物でもなんでもないけれど、夫と私は母屋の将来について、よく二人で話をしていました。
まだまだ先の話。思いめぐらすのは自由。ということで夫と私の妄想はどんどん広がりました。
👨🏼🦲「いやあ..残したいよね、なんか上手く活用できんかな...」
👩🏻「もしするなら、あそこはリフォームが必要よね。あの部屋は繋げちゃってさ...」
👨🏼🦲「だったらお庭見れるようにしたいな〜、そしたらめっちゃいいやん!」
👩🏻「一棟貸しとかは?....今さらかぁ」
👨🏼🦲「いっそまなみが時々言ってるコミュニティスペースとか、そこでやったらええんちゃう」
👩🏻「わぉ! 最高♥」
こんな感じで、実家の母屋を残したいという想いが別軸で走っていたので、(前回の記事参照)の私の子育てに対する課題は、ここで合流してふわっとした夢となったのです。
叶う予定のない妄想話は、環境やお金などいろんな条件を度外視して話せるので、とても楽しかったです。「もし宝くじが当たったら、何に使う?どうする?」を考えるようなものですね。ワクワクする使い道がとめどなく出てきて、テンション上がりませんか?
私たちも、まさにそんな感じで、いろんなワクワクのアイディアが出てきました。
そしてそんなワクワクを出しに出しきるとですね、何が起こるかというと... ちょっとだけ本気で考え始めるんです(笑)
人って面白いなと思います。より鮮明な妄想は、ちょっとした疑似体験みたいなもので。
「あれ?こんなに楽しくコミュニティスペース運営してるのに今(現実)なんでやってないの?」とか思っちゃうんです。って、これもまだ3年前(2017年)の話ですけどね(笑)
次回は【⑥現実的なところ...】です。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
幾「久」しく「福」を届ける久福より
愛をこめて