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小さくても地球に寄り添うことをやっていきたい | ビーチクリーンキャンペーン

こんにちは、久福ブルーイング本島の妻まなみです。

先週末、新しい取組にチャレンジしたことを少し残しておきたくてnoteを開きました。



急に思いついたビーチクリーンキャンペーン

毎月第1・第3日曜に営業をしている島の1坪tap room🍻
先週末は毎月20日の丸亀市離島航路旅客運賃無料デーが土日祝と重なったので、土曜も追加で営業しました。

先週の水曜のこと、作業終わりに夫と浜辺に出てみたら、たくさんのゴミが流れついていて…大好きな海浜植物ハマゴウにもペットボトルが埋もれていました。


今年は海開きの予定もある、本島の浜辺。
ふと頭に浮かんだことを夫にポツリとつぶやいてみたんです。

「週末の営業、ビーチクリーンしてくれた人にビールごちそうしようかな…」

夫二つ返事快諾でした。

「いいね、ゴミ袋1袋分でtapSサイズ1杯無料にしよう」

ということで急遽実施したビーチクリーンキャンペーン

年々、島の夏は暑く、屋外で過ごすにはなかなかハードルが高いものがあるので、どのくらいの方が来てくれるかは分からないなー…と思っていましたが、蓋を開けたら想定以上の方にご参加くださり。

結果5袋分のゴミを回収することができました!


聞けば福山(広島県)からご参加くださった方もいて、暑い中、浜辺の環境美化にご協力いただいたみなさんには、本当に感謝です。


環境問題ってだれの問題?

今回チャレンジしてみて、改めて感じたのは環境問題との向き合い方。
だれの問題? と聞かれると、間違いなくみんなの問題なんですが、その向き合い方や関わり方は難しいなーと感じました。

例えば今回のケースだと、
目の前の海は私たちが個人的に所有している海ではなくて、
でも、私たちの海でもあって。

海ごみの問題は
他人事と思えばどこまでも他人事で、
自分事と思えばどこまでも自分事で。

自分たちが何かをやったとて、それがどれくらいの影響があるかというと、きっとほんの少しに過ぎないんだよなと思うわけです。

なので、今回のキャンペーンも
特に久福が浜辺や海を管理しているというわけでもなければ、水産業に携わってるわけでもないので、直接的な影響を受けるわけでもなく。

海を放っておいても営業は出来るし、久福のお財布だけでいうと、単純にマイナスだったのですが、ただやってみたかった
そんな感じです。


「やってみたい!」に応える

今回やってみて、自分たちの「やってみたい」にちゃんと応えると、それに反応してくださった方に感謝も湧くし、こんなに充足した気持ちになるのかという気づきを得られました。

あとは心からの「やってみたい!」は、スムーズに事が進むのだな、とこれも気づきでした。シンプルにやってみたいので、内容は大それたことでなくてもいいのです。ストレスない形で、サクッと始められるので、スモールステップも踏みやすかったような…

自分の要望に応えてあげられる自分でいれたということが、何よりも、次の原動力に繋がるのかななんて。そんな風に感じました。


島でビールを造り始め、酵母と向き合うようになり、以前より自然のパワーを感じるようになりました。
醸造担当の夫がよく言うのです。

「どうしても人間の手が及ばない領域がある。そこに柔軟でありたい」

久福ブルーイング本島は、野生酵母こそ使わないものの、自然に寄り添うビール造りを大切にしています。
そのまんまの自然が残った此処、本島でモノづくりをしている身としても、大袈裟ですが、できること、やりたいことで、小さくても地球に寄り添えることを続けていけたらと思っています🌏

ということで、『ビーチクリーンキャンペーン』不定期継続決定です!

それでは、
幾「久」しく「福」を届ける久福より
愛を込めて。

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久福_妻まなみ|瀬戸内の島で夫婦でブルワリーやってます🍻
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