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妻となり夫の実家に行ったとき

起きるとお日様の光が差し込んでいてスッキリ起きれた。

だんだん夏の気配を感じられて少し嬉しい。

まだ隣でスヤスヤ寝ている旦那さんを起こさないように

ベットから出てお弁当を作る。

こうして書くと「お弁当作って偉いねー」なんて思われそうだけど、

お弁当を作るのはかなり久しぶりだった。

今日は私のバイトが夕方からで余裕があったからこうして朝から

卵焼きを巻いたりしたのだけど、朝からバイトの時は旦那さんが自分で

お弁当を作る。

せめて私が作ってあげれるときは作ってあげたいと思っていて

今朝は台所に立ったのだ。

ほとんど冷食に頼っているのだけど、1品だけは作ったものを入れたくて

卵焼きを作った。

私たち夫婦は甘い卵焼きが好きで、砂糖とお醤油をすこし入れる。

あんなに綺麗に卵焼きを巻けていたのに、

今日のはなんだか不格好になってしまった。

卵の神が「お前が最近料理をしてないからじゃ」と言ってるようだった。

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旦那さんが起きてきて

「セイちゃーん、ありがと~う」と

ぼさぼさの愛くるしい姿で支度を始める。

「なんのなんの~」と返し、照れ臭くなる。

私からすればいつもお弁当を自分で作らせて申し訳ないのに、

こうして感謝してくれるなんて、、、。

旦那さんを見送って、洗濯と掃除をした。

カビキラーでお風呂のカビ対策も。

朝から家事をやって気持ちのいいスタート。

なかなかnoteを書く時間を作れなくって久しぶりに開いたのだけど、

フォローの数が増えていて驚いた。

こんな趣味のメモ書きみたいな文章を読んでくださって

ありがとうございます。

のんびり気ままに書きますので何卒よろしくお願いします。

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先日の4連休、旦那さんの実家に行ってきた。

会うのは3回目だったのだけれど、籍を入れて会うのは初めてだった。

集合の時間まで旦那さんと映画を見ることになって、

コンフィデンスマンを見た。ほんとにおもしろい。是非。

そして待ち合わせの駅に向かうと改札の外に家族の姿が。

ぎこちなく「お久しぶりです~」なんて挨拶をして居酒屋に向かった。

居酒屋まで10分くらい歩くのだけど

私はぴったり旦那さんの隣にくっつき、家族の会話を聞きながら歩いた。

旦那さんがずっと私を連れていきたがっていた居酒屋さんのお料理は

どれも本当に美味しくて美味しくて、、、

ウニとか海老とか贅沢なものばかり。

お酒も進んで緊張していたことなんかすっかり忘れていた。

いつの間にかすんなりと『お父さん』『お母さん』『お兄さん』なんて

呼んでいて、家族の一員になれたことを実感した。

居酒屋からの帰り道、

旦那さんが「明日どうしようか?ゆっくり過ごしてもう1泊する?」

と素晴らしい提案をしてきて即答でYESと答えた。

新しい家族ともっと一緒にいたいと思った。

実家にお邪魔してリビングに行くと、お父さんがケーキを運んできた。

私たちが来るからと準備していてくれたらしい。

その心使いが嬉しくて満腹だったのにペロリと食べてしまった。

結婚指輪をみせるとお母さんがすごく嬉しそうで、

買うことにして良かったなーって旦那さんとにんまりした。

きれいに整理された旦那さんの部屋に移動して

気持ちもお腹も満たされて眠りについた。

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お昼に目が覚めて、旦那さんとドライブに行った。

旦那さんが育った町をドライブして、いろいろな思い出話を

聞かせてくれる。

『ここの公園でよく野球してたんだ~』

『ここのケーキ屋さんのリーフパイが美味しいんだよ!』

『この道が大学に行く道で~』

まだまだ私の知らない旦那さんの思い出たちがこの街には

たくさん詰まっていて、私もこの街をまるで地元のように

愛したくなった。

キラキラした目で話す旦那さんは子どもに戻ったみたいに

無邪気でますます大切にしたいと思った。

夕方にはお母さんと三人でスーパーに行った。

夜ご飯のお買い物。

唐揚げとポテトサラダ、かき揚げを作ってくれた。

私はジャガイモをつぶすことしかしなかったけど

少しでもお母さんと台所に立てたのが嬉しかった。

ちなみにこのジャガイモは私のばぁちゃんが九州から送ってきたもので

大量に余りそうだったのでお裾分けしたのだ。

家庭の味つけってそれぞれあると思うのだけど、

私の口にもベストマッチングで驚いた。

確かにこれまで旦那と食の好みも味つけの好みも似ていて

なんのズレもなかったのだけど、まさか実家同士の味つけが似ているとは。

でもどうしても私たちが家で作る料理は何か物足りなかったりする。

これはまだまだ修行が必要みたいだ。

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晩ご飯が終わりテレビを見ていると、

「お散歩行こう」とお酒を飲んで気分が良さそうな旦那さんが言ってきた。

すこし風にあたりたいみたいで、雨が上がったばっかりの夜道を散歩した。

湿った空気と心地いい風、静かな線路沿いの道。

街灯も少なく住宅の明かりに照らされた水たまりを避けながら歩く。

向かった先はオシャレなCafe&Barだった。

木作りで南国っぽい雰囲気のお店でフルーツをつかったカクテルが

たくさんメニューにのっていた。

旦那さんは普段飲まないようなキウイのカクテルを頼んで、

私はベリーヨーグルトカクテルを頼んだ。

こうして外で2人でお酒を飲むときはけっこう真剣な話をする。

将来の話、子どもの話、生活していて気になるところとか

自分が伝えたい気持ちとか。

なんでも話せる人で良かったなっていつも思う。

素直になることって恥ずかしいし怖いし、

ついつい言うことから逃げちゃうけど

伝えきれたときに少し成長できた夫婦になれた気がして

自分たちを誇らしくも思えるようになる。

新婚の気持ちを忘れずに過ごしていきたいし、

いつかお父さん、お母さんみたいに

太くて厚くてしっかりとした信頼関係を作っていきたいと思った。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

お店を出ると外はどしゃ降りで、雨に打たれ、ビショビショになり

けらけら笑いながら実家に戻りました。
















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