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アラジンストーブ灯火までの記録(5):それから
先月から続けてきたアラジンストーブのオーバーホール作業が完了し、ようやく火が点きました。
前回は飛行機のフライト前の時間でバタバタと更新してしまったので、使い始めてからのことなど。
報告
稼働後まず最初にしたのが、譲ってくれたご家族の奥さんに作業が無事完了して動作した旨の報告。調査の結果判明した製造年や、ブルーフレームが灯っている写真も合わせて添付して連絡したところ、大変お喜びいただいたご様子のお返事をいただきました。
もうきっと会うこともないご家族だと思うけれど、こうやって血の通ったやりとりができる形でアラジンストーブが自分の手許にやってきたのは本当に得難い機会だったなと感じます。
効果
とにかく暖かいです。ここ数日で一気に気温が下がったこともあり、もうこの冬は手放せない。エアコンより乾燥もしにくい(体感)し、ケトルなど置いておけば加湿もできるので、便利です。
温風を放出する系の暖房器具に比べると、格段に音が静かです。あまりにも静かで動かしてるのを忘れかねないレベルなので、ケトルを置いてお湯を沸かしてカタカタ鳴らしとくぐらいがちょうどいいのかも。
難点
におい
一番の難点はにおいですね。煤臭さがけっこうあります。一週間ノーメンテで使ったらけっこうキツイぐらいになりましたが、内部の掃除をしたらだいぶ和らぎました。
ただ自分の場合、日常の手入れをするという不便さを享受する意味合いもあってアラジンストーブを使い始めたので、逆にこれぐらいの方がメンテと強制的に向き合わなきゃいけなくなるのでちょうどいいのかもしれません。
灯油漏れ
構造上、持ち上げて動かすと結構灯油が漏れます。足元のお皿で受けるので床に溢れることはないんですが。この漏れた灯油のにおいもちょっと気になる。給油するときに灯油缶まで運ぶとちょっと重いし漏れるので、小分けサイズのジョッキを購入してそれを使ってストーブを置いてる場所のまま動かさずに入れることにしました。
やりたいこと
俄然、冬キャンプに興味が湧いてきましたね……。対流式ストーブなので、屋外ではあんまり暖かくならないらしいですが、そこは浪漫重点やろ。
そしてマイカ(炎が見える窓)の張替え。もらってきた奴はけっこうボロボロなので早めに……とは思いつつ、しばらくノンストップで使うことになるだろうし今シーズンの出番が終わるまでお預けかも。
あとは……普通にもう一台欲しいですね。今の部屋の構造的に、一台だけだと全部屋に対応できないので。必要に応じて動かせばいいんですが、動かすと灯油漏れちゃうし。今となって欲しいのは暖を取る機能だけなので、追加するとしてもう別にアラジンに拘る必要もないんですが、やっぱりアラジンがいいよねえ。
そんな感じで、今年は青い炎と一緒に過ごす冬になりそうです。自宅で灯油ストーブ使うことなんかないだろうなと昨冬までは思ってたけど、こういう暮らしも悪くないだろ。
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