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批判的視点は強みになり得るか【26卒慶大生 雄飛】

こんにちは。26卒慶大生の雄飛です。
前回、HUNTER×HUNTERを通して何を目指すかを問いました。

今回は『選抜学生の新たなPBL型大学』SPECでのメンタリングの際に、
私が目指すものについて学長と対話をし、気付いたことをnoteします。

興味ある人に、SPECでのメンタリング効果や雰囲気が伝わればいいのかなと思います。


はじめに

学長との議論を通じて、批判的視点の必要性について考えさせられる場面があった。私にとって批判は物事を深く捉え、自分の強みを外に発揮できるものである。

しかし、学長はそれを“深く捉えていない状態のいま、時間の無駄”と断じた。そのやり取りを通じて、批判が持つ可能性とその限界について考えを巡らせた。

なお学長によると、深く捉えた状態とは「なぜ」を最低10回繰り返しているとのこと。

雄飛の主張

体制派より反体制派のほうが成長できる

体制派は既存の権力構造やルールに従うことが求められる。彼らは画一的な価値観の中で動きやすく、安定を重視する。しかしその結果、個人の成長や新しい視点を得る機会が制限される場合がある。

一方で、反体制派はその枠組みを問い直す存在だ。彼らは危険因子として扱われ、体制を獲得するまでは困難に直面する。だが、この困難をどう乗り越えるかが、人としての器や成長を左右する。波乱万丈の人生が多くの共感を呼び、人間模様のドラマとして心に響くことが多い。

大きな壁に直面し、そこからどう切り抜けるかが、その人の可能性を広げる。体制派として順調に歩むよりも、反体制派として挑戦的に進むことが、レジリエンスを高め、深い人間性を育むのではないか。

私がその考えに至ったきっかけ

私自身、最も成長を感じたのは、現状に異を唱え、新たな提案を行ったときだった。小学生時代、家庭の都合で転校する機会が多かった。

その数は3回。

転校した時、私は身一つで新しい環境に適応しなければならなかった。私はその経験の中で、現状に素早く把握し、疑問を抱き、周囲に投げかける事で一気にクラスの中心的存在になる経験をした。

時には昼休みに大人数で遊べる新しい遊び方を提案したり、時には学級委員長として牛乳が苦手な子に無理やり飲ますルールを撤廃したりした。

既存のルールや慣習に対する批判的視点を通じて、周囲の共感を生み出し、新しい潮流を作る。これが私の成功体験の原点であり、批判的視点を育てた瞬間だった。

批判から啓蒙へ

多くの人が現状に漠然とした不満を抱えているが、それを変えられないものとして諦めて我慢してしまうことが多いのでないだろうか。

私はその不満を率直に表現し、理不尽に対して反抗することで、新しい価値を生み出そうとした。

そのプロセスで共感する仲間が現れ、やがて大きなダイナミズムが生まれる。私のわがままさが原動力となり、社会に価値を提示するきっかけになる。このように、批判から世に対する啓蒙へとつながる可能性を感じた。

学長の主張

批判をしても景色は変わらない

短くも鋭い指摘を受けた。学長は批判を“景色が変わらない”行為と評した。
その後の議論を通じ、私は学長の主張を以下のように解釈した。

・批判すること自体を目的化してはいけない
 -行動を伴わない場合、状況は変わらない
・批判は時として怠惰に陥りやすい
 -行動が前提にある
 -それゆえ批判→行動ではなく、行動→批判→行動のサイクルが必要

私の解釈

今の私は何者でもない。

現場から離れ批判の目を持っても、そこから生まれる考えは限りなく浅いだろう。それ以上に主体者意識を失い、行動出来なくなるというリスクさえ抱えてしまう。

おわりに

まとめ
雄飛の仮説:「批判が共感を生む。それが世の中を推進する。」
議論の結果:「行動が批判を生み、批判が行動を生む」

学生の私が優先すべきは行動を重ね、自分の可能性を最大限広げることだ。

より一層、相手や物事ひいては社会全体について学ぶ。
深まる知的好奇心を基にとにかく行動し、経験を積み重ねる。
そうする事で、批判するだけでは見えてこない景色を見定める。

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」

学長が雄飛に示した:英国の元首相、マーガレット・サッチャー氏の名言

まずは、自分の考えを言葉にし、言葉を行動を伴った変革を生む人間として成長していきたい。

学長との問答を経て、SPECの掲げる「実践型学習(PBL型)大学」の価値を再認識できた。

景色を変えたい、そう願う同志諸君の入学を心よりお待ちしております。


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SPECは、PBL型の選抜コミュニティです。
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※就活は通過点という意識の方が対象です

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この記事を書いた人
雄飛

空っぽな自分
だから●●な場をつくりたい



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