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鍼灸見習い 初めての授業
1年の超モラトリアム期間を経て、ようやく鍼灸の学校に通い始めました。
あと3年間、巻き返しつつ頑張ろうと思います。
新たな出会い。先生や他の学生と、もっと話をしたい。
他人を知りたい。学ぶ以前に、そんな欲求に駆られています。
例えば、今までスポーツ1本でやってきた子と、
いったい何を話せばいいのだろう?と感じてしまった私がいたり。
スポーツをやっていると、ドーピング対策で
漢方(薬)を止められたりする、らしい。
色々な世界があるんだな。
鍼灸に興味がある人すべてが、
漢方(薬)に興味を持つ訳では無いのだなあと。
それもそうかと思ったり。
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そして、入学式と始業式がやっと終わって、
本日ようやく授業が始まりました。
東洋医学の概論ということで。
大変興味深かった………(面白くて瞬間的におわった)
鍼灸が中国あたりで成立したのが2000年前。
中国の王様も国も変わってく中で、
一部のエリートが命懸けで見つけて纏めたものが
(だって王族がそれで死んでしまったら、殺される)
日本に初めて渡ってきたのがざっくり1000年前。
そこから鎖国状態もあり
島国日本、独特の進化を遂げたもの、を
私はこれから学ぶ。
先生曰く、日本人がやっている鍼灸は少数派なのだと。
世界で見ると、中医学由来のものが多いのだと。
(よく知らないけど、針がもっと太いというイメージ。)
でもカナダとか、オランダとか、比較開業しやすいところもあるらしい。
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超モラト(以下略)の間、先生に付いたり、本を読んだり、
いろんな学校や治療院に足を運んだりしました。
現時点での、私の東洋医学のイメージを伝えるならば
『思った以上に医学』です。授業を聞くに、それは間違いない。
…….私はそんな『思った以上に医学』なものを、
『なんだか妖しい』もののように伝えられる人になりたいな。
これなんとなく、以前の仕事に似ているかもしれない。
なんて。
ただ今日先生が、西洋医学も東洋医学も、その昔は
『眼に見えないもの(鬼とかね)として恐れた』ものだった。
そんな話をされて、何がどうなって、今の世界の
イメージが出来上がったのかな、なんて思いがしました。
知りたい事がいっぱいだな、困った。
質問あったら、と言われて面くらってしまった。
そういえばそんなものあったなあ。
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西洋医学は、
物質*に名前がついて、それに原因を求める。
(ウイルスや臓器など)
東洋医学は、
働き*に名前がついて、
行動、食事、季節などに原因を求める。
(分かりやすくいうと、座るとか)
これは僕の考えだけど、
とそんなふうにサラリと言われて、
噛み砕きたくてメモをした。
自分の言葉で伝えられること、を目の前で見れた。
もっと話してみたいから。
引っ込み思案とか言ってらんないな。
見たままに書いても、そのものは書けない。
割と色々なところで聞く言葉な気がする。
最後に。
授業の内容をそのまま書くわけにはいかないので
かなりざっくりと書いている部分だらけです。
ご了承ください。