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一軍入り確実なペンを購入 - ゼブラ シャーボX CB8 カーボンモデル



はじめに


私はモンブランやファーバーカステルどの海外ブランドも好きで愛用しています。
海外の高級筆記具ブランドには、確かな品質と歴史に裏打ちされた魅力があります。私もその魅力に惹かれ、コレクションは増える一方です。
しかし、筆記具を選ぶ際に私が最も心を揺さぶられるのは、日本の職人たちが丹精込めて作り上げた「メイド・イン・ジャパン」の逸品です。

日本の筆記具には、海外ブランドとは一線を画す独特の魅力があります。
それは、細部までこだわり抜かれた精緻な作り込み、そして使い込むほどに手に馴染む、温かみのある質感です。
素材選びから加工、組み立てに至るまで、全ての工程に熟練の職人たちの技が込められています。

今回ご紹介するのは、まさにメーカーが作ったクラフトマンシップを感じさせる逸品です。

ゼブラ シャーボX CB8 カーボンモデル。
一軍入り確実な、まさに「これは!」と思えるペンを手に入れました。

先日、銀座伊東屋をぶらぶらしていた時のこと。


数々の魅力的なペンが並ぶ中、ひときわ目を引く一本がありました。
それが、ゼブラ シャーボX CB8 カーボンモデルです。
カーボン製のボディと、手にしっくりと馴染むフォルムに、私は思わず足を止めました。

カーボン製の軸  


カーボンとは?

カーボン(炭素繊維)は、非常に軽くて強い素材です。例えば、カーボンの強さは鋼鉄の約5倍ですが、重さは約4分の1しかありません。これにより、カーボン製品は強さを保ちながらも、驚くほど軽いのが特徴です。このため、カーボンは航空機や自動車、筆記具など、軽さと強さが求められる分野で広く使われています。


非常に高価な素材

しかし、カーボンファイバーは非常に高価な素材でもあります。その製造には高度な技術と多くのエネルギーが必要となるため、一般的な素材と比べると価格が大幅に高くなってしまいます。例えば、カーボンファイバー製のロードバイクは、数十万円から数百万円することも珍しくありません。これは、一般的なアルミ製のロードバイクの数倍から数十倍の価格に相当します。


私は普段は重厚感のあるペンを好んで使っていますが、シャーボX CB8は23gと少し軽め。
最初は少し頼りなく感じましたが、試し書きしてみると、その滑らかな書き心地に驚きました。
滑るような感触で、ストレスを感じさせない書き味に大満足。




実は、私とゼブラ シャーボにはちょっとしたエピソードがあります。

以前というか、かなりの大昔。

シャーボの金属モデルを愛用し、常に胸ポケットに入れて持ち歩いていました。
書き味も良く、常に携帯する大切な1本。

しかしある日、会議を終えてペンを取り出そうとすると、軸の半分がなくなっているではありませんか! どこで、どのようにしてなくなったのか、全く心当たりがありませんでした。ものすごいショックでした。


その日を境にゼブラを購入する事は無かったと思います。


今回のカーボンモデルでも同じことが起こる可能性はゼロではありませんが、ゼブラの生産技術の技術力が高い事は良く知られています。
バージョンが変わるたびに対策が施されていると思います。

カーボン素材の軸は耐久性が高いと評判ですし、手に馴染むフィット感も良く、長時間の筆記でも疲れにくそうです。

書き味、デザイン、機能性、総合的に工業製品としての完成度がとても高い仕上がりだと感じています。今後、仕事やプライベートで使い込んでみてレポートしたいと思います。

皆さんも、シャーボX CB8 カーボンモデルに興味があれば、ぜひ一度試してみてください。

大満足の1本ですよ。

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