都会で小さな森を守る 鎮守の森が向き合う現代(いま)
都会の住宅街のかたわらにも高くそびえる木が静かに立っている。物言わぬ大木が切られようとするとき大きな抵抗を感じる人々がいる。2024年7月の都知事選では、明治神宮外苑再開発のための樹木の伐採が大きな争点となったことは記憶に新しい。
一方、都会の樹木による問題が起きることも多い。2024年4月23日に、京都の有名な観光スポット産寧坂で、花の盛りにはフォトジェニックな風景を提供していた桜が突然倒れ、負傷者を出した。また、落ち葉などがトラブルの原因となる話もよく耳にする。
神社の木