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柔軟さが支える、家族との暮らし

ドラマ『1122』を観ました。テーマは夫婦の問題。作中では、「前言撤回」や「軸がぶれる」ということが話題になります。一見、最初に言ったことを貫き通すのはカッコいいように見えますよね。でも、人って成長や環境の変化とともに気持ちが変わるもの。自分の気持ちに嘘を重ね続けると、どんどん孤独に陥ってしまうんじゃないかなと感じました。

看護師として働いていた頃のことを思い出します。ある患者さんが在宅に戻る際、ご家族が「一人で母を見ます」と言って、どんなサービスも使わずに退院していきました。その時はきっと本気で「大丈夫」と思っていたのでしょう。でも、後日、その方が外来で「不安でたまらない」と涙を流していたと聞きました。ああ、人の気持ちって揺らぎやすいものだなと実感しました。

最初に「こう決めたから」と、それをずっと貫こうとすると、自分を追い詰めてしまうことがありますよ。でも、「やっぱり辛い」「助けてほしい」と言える柔軟さって、誰かと暮らし、支え合う中でとても大切なんだと思います。最初の決断に固執するのは、どこか昔ながらの考え方なのかもしれません。

このドラマが伝えたかったのは、「もっと柔軟に生きよう」というメッセージなのかな、と私は受け取りました。暮らしや支え合いの中で、変化を恐れず、素直に助けを求める勇気を持つ。そんな風に考えられるようになりたいですね。


辛いときに支えになる言葉リスト20」大切な人が病気になったときに、どんな言葉をかけたらいいのか。そっと寄り添うための具体的なフレーズや考え方をまとめています。ぜひ、ご参照ください。

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