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おうちの中の看護師さん

夜中、子どもが急に熱を出したら。
「熱でおかしくなって
 しまったらどうしよう」
「熱性けいれんも怖い」
「風邪なのかな。
 それともインフルエンザ…?」

パパとママがとても心配になる気持ち
お察しいたします。

そんな不安を抱えながらも
体温を測り
寒がっていたら毛布を掛け
汗びっしょりになったら着替えをする。

水分はとれるかな?
おしっこはでてるかな?
夜はこのまま様子を見てみようかな。
明日、どっちが仕事を休ん
で病院に連れて行く?

そうやってお子さんと
向き合うパパママは
「おうちの中の看護師さん」
だなと思うのです。

私は看護師だから
発熱したとき
何を観察して何をすべきで
どんな症状であれば
様子を見ていいのかは
経験上わかっています。

でも、そうではないパパママは
子どもが産まれて
急にお子さんの
看護師にならなければならない。

それはすごく大変なことですよね。

お子さんと一緒に経験を積み
お医者さんから学んでいく。

私、看護師じゃなかったら
きっと何もできなかった。

だから、子どものために
情報を集めようとする親御さんは
本当に素晴らしいと思っています。

尊い命を守っているということに
もっと自信を持ってほしい。

「できている」「できていない」
じゃなくて。
大変な仕事を担っているということに。


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