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「いい人」その先にあるのは「どうでもいい人」への道

いい人でいようとすると、どうしても疲れてしまうものです。いい人の定義は人それぞれですが、共通して言えるのは、自分を無理して相手に合わせることで、だんだんと自分を見失うということ。そして、それが度を超えると、自分が「どうでもいい人」になってしまうのです。ここで言う「どうでもいい人」とは、他人にとってどうでもいい存在という意味ではなく、自分自身がどうでもよくなってしまう、つまり、自分の魂を他人の期待や評価に売ってしまう感覚に陥るということを示します。

なぜ「どうでもいい人」にならないために、自分の軸が必要なのか?

私自身、高校時代からずっと他人の目が気になっていました。自分がどう見られているかを意識しすぎて、軸がブレブレになっていたのです。それでも、インターハイに出場するという目標だけは変わりませんでした。そのおかげで、友人から遊びに誘われても、「ごめん、できない」と断ることができました。この経験が、私にとっては大きな財産です。自分の軸を持つことで、人の期待に応えられないことへの罪悪感が和らぎ、自分のやりたいことに集中できたのだと振り返っています。

しかし、その軸がない時期は本当に危険でした。18歳で看護師の専門学校に入り、国家資格を目指して勉強し始めた時も、最初はブレブレ。みんなでワイワイと勉強するのが当たり前だと思っていた友人に付き合い、1年間一緒に勉強をしていましたが、思うような結果は出ない。友人のせいにしてしまい、心の中で「自分は悪くない」と言い聞かせていた時期もありました。

軸を持つことで得られるものは、自分の夢に向かう力。

1年後、ようやく気づいたのは、「このままだと国家試験に落ちる」ということ。そして、ようやく「私は絶対に試験に合格するんだ」という強い軸が定まったのです。その結果、友人との関係は変わってしまい、結局は縁を切ることになりましたが、それも自分の選択でした。友人からは後になって「もっと早く言ってほしかった」と言われました。自分の夢を貫くためには避けられない決断でしたが、もっと友人を思った行動ができたのではないかと後悔しています。

社会に出てからも同じような場面に何度も直面。仕事では、委員会や出張、みんなが嫌がる仕事も「断らない人」として引き受けていました。その結果、自分の体や心はどんどん疲弊していき、休職せざるを得ない日がやってきたのです。

子どもができたとき、私は「もう残業しない」と心から決意しました。そのとき、再び自分の軸を強く持つことができました。軸が定まると、他人の期待に応えることよりも、自分の本当にやりたいことに集中できるようになります。もちろん、断ることに罪悪感を感じることもありますが、それでも自分の夢に向かって進むためには、時には厳しい選択をすることが必要です。

夢を貫くために、軸を持とう。セミナーでその秘訣を共有します。

もし、今あなたが同じように「いい人でいよう」と無理をしているのなら、一度立ち止まって、自分が本当に貫きたいことは何かを見つめ直してみてください。断ることに罪悪感を感じるのではなく、自分の夢に向かって進むための力として捉えることができれば、もっと自由になれるはずです。

目標によって、人間関係は変わっていきます。けれども、伝え方によっては、最悪なパターンを逃れることはできます。不器用だった私も、今では後悔することなく、自分の気持ちをしっかりと伝えられるようになりました。そして、そんな経験を踏まえて、今度は皆さんと一緒に学び、成長するためのセミナーを開催します。

このセミナーでは、私が経験してきたような「いい人」からの脱却方法や、自分の軸を持つことの重要性についてお話しします。ぜひ一緒に、夢に向かって進むための一歩を踏み出しましょう。皆さんのご参加を心からお待ちしています。


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