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Photo by
arika7
水分不足をあなどるなかれ
「全然水分をとってくれない」
「もう昼だけど朝からおしっこがでていない」
「でも、元気だから大丈夫かな?」
子どもは新陳代謝が活発で
よく汗をかきますし、たくさんおしっこもでます。
だからこそ、しっかり水分補給することが大切。
特に、発熱や下痢、嘔吐などの
症状があるときは、体内の水分のほか
ミネラルも失われやすいので要注意です。
体内の水分量が減った状態を「脱水症」と言います。
軽度であれば
水分補給をすれば回復します。
良くないのは「放置」
脱水症は
放っておくとどんどん悪化します。
体内の水分量が少ない
↕
体を巡る血液量が少ない
ということなので
大切な臓器に血液が届かず
けいれんや血圧低下などを起こし
命の危険があるのです。
水分摂取できていなくても
ピンピンしていることもあるかと思います。
しかしながら
子どもは急に体調を崩しやすい
といった側面を持っていることを忘れずに。
一例ですが
※熱が38度以上あって、6時間以上おしっこがでない、ミルクや水分を飲もうとしない
※下痢または嘔吐を頻繁に繰り返し、横たわっている時間がいつもより長い、話しかけてもすぐまぶたを閉じてしまう
このような症状があるときは
速やかに受診することをおすすめします。
受診が必要かわからない場合は
「#8000」にお問い合わせください。
「大丈夫大丈夫!」と軽視するのでもなく
「不安でたまらない」と構えすぎるのでもなく
正しい知識と相談窓口を知って
大切なお子さんを守っていきましょうね!