![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108223987/rectangle_large_type_2_66d557603ff368cf9d6b14057bc22e3f.jpeg?width=1200)
窓の補助錠とは?効果について
今回は防犯対策の1つである窓の補助錠をご説明します。
クレセント錠と補助錠について
クレセント錠とは、クレセント(三日月)のような半円形をした金具のついた鍵になります。本来、防音や気密性の確保を目的として窓の密閉性を高めるために作られているため、防犯性は考慮されておりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1686650051487-UWxA8DdgxH.jpg?width=1200)
クレセント錠のみの場合、窓サッシを破ることで簡単に侵入できてしまうため、防犯対策の1つとして窓サッシに「補助錠」を取り付けることをおすすめします。
![](https://assets.st-note.com/img/1686650358084-DXKUw51C4D.jpg?width=1200)
そもそも補助錠をつけて効果あるの?
補助錠をつけていたことで、被害を最小限に抑えられたケースがありますので、効果はあると考えられます。
一般的に空き巣は侵入に時間がかかるのを嫌がりますので、補助錠があることにより、手間を嫌う侵入窃盗犯は補助錠のある家を敬遠すると言われています。
侵入窃盗の侵入口について
以下は警察庁の資料です。
一戸建て住宅における侵入窃盗の侵入口は”窓”が53.5%と、半分以上を占めてます。よって窓サッシの防犯対策は非常に重要になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1686658708163-mobt6ir0D4.png)
補助錠の種類
窓サッシの補助錠には多くの種類がありますが、今回は3種をピックアップしてご紹介します。
サッシ専用簡易補助錠
1. サッシ専用簡易補助錠の特徴と仕組みの説明
窓サッシに設置することでロックできる一般的なタイプのものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1686730000989-cseLpsRLqt.jpg?width=1200)
2. サッシ専用簡易補助錠の利点と欠点の紹介
窓サッシだけでなく、ベランダ側の大きな窓にも設置することが可能です。
窓を開ける際には毎回、補助錠を取り外す点が欠点と言えます。
3. サッシ専用簡易補助錠の取り付け方法
取り付けは工事などは必要なく簡単にできます。
説明書をよく読んで設置されることをオススメします。
サッシ引戸用補助錠
1. サッシ引戸用補助錠の特徴と仕組みの説明
窓サッシの引戸に設置することができるタイプの補助錠です。
![](https://assets.st-note.com/img/1686730171265-w66R7MsN8D.jpg?width=1200)
2. サッシ引戸用補助錠の利点と欠点の紹介
画像のものは、ワンタッチでロックと解除ができますので、換気したい時など窓を開ける際にも毎回取り外す必要がないので非常に便利です。
欠点として、製品ごとに対応できる戸と戸の隙間が明確に定められておりますので、購入前にしっかりと下調べをしておかないと、買った後に設置できないなんてことも繋がりかねません。
3. サッシ引戸用補助錠の取り付け方法
取り付けは工事などは必要なく簡単にできます。
説明書をよく読んで設置されることをオススメします。
鍵付サッシ用補助錠
![](https://assets.st-note.com/img/1686666849236-2CkhvV8ITu.png)
1. 鍵付サッシ用補助錠の特徴と仕組みの説明
名前の通り補助錠に鍵がついており、設置してロックした後に、さらに鍵で施錠することができます。
2. 鍵付サッシ用補助錠の利点と欠点の紹介
補助錠をさらに施錠することができるので、補助錠の中では最も防犯性が高いと言えます。
鍵の管理が発生しますので、その手間が欠点と言えるでしょう。
3. 鍵付サッシ用補助錠の取り付け方法
取り付けは工事などは必要なく簡単にできます。
説明書をよく読んで設置されることをオススメします。
補助錠の選び方
1)セキュリティのレベルを考慮する
どこにつけるべきかは設置する目的や環境によって異なります。
まずは設置する目的を明確にし、設置箇所を検討しましょう。
また、補助錠は窓の上と下で二重に設置するとより防犯性が高くなります。
2)取り付け場所と目的に合わせた選択
取り付け場所により設置できるものとできないものがあります。
また、よく換気をする際には、換気用に適した製品などもありますので、設置後をイメージして製品を選択していきましょう。
3) 錠の品質と信頼性を確認する
補助錠とひとえに言っても複数のメーカーが複数の製品を出しています。
万が一に備えるためのものですので、信頼できるメーカーからの購入をオススメします。
4) 予算の範囲内での適切な補助錠の選択
予算の範囲内で最大限目的を達成できる補助錠を選択してください。
補助錠の取り付けとメンテナンス
1) 専門家に依頼するか、DIYで取り付けるかの選択
窓サッシ用の補助錠は、専門で対応している会社はあまりありません。
弊社では窓サッシ用の補助錠の設置も対応しているので、お気軽にご相談ください。
設置自体は簡単ですので、自身でできる方はDIYされることをオススメします。
2) 取り付け手順の説明
上記で紹介した補助錠は工事の必要がなく、簡単に設置が可能です。
設置方法は商品により異なりますので、説明書を読んでの設置をオススメします。
補助錠と他のセキュリティ対策の組み合わせ
防犯カメラやセキュリティシステムとの組み合わせについての説明
窓サッシ用の補助錠は、他のセキュリティシステムを組み合わせることで防犯性を高めることが可能です。
例えば、防犯砂利や顔が見えるインターホンや、防犯カメラなど、他のセキュリティシステムと組み合わせることで、よろ高い防犯性を得ることが可能です。
補助錠の注意点と留意事項
補助錠には製品ごとに適正のサイズや幅が存在します。
あらかじめ窓サッシのサイズやすき間の幅をチェックして、間違えないように気を付けましょう。
結論
以上、窓の補助錠についての解説となります。
空き巣などの侵入対策において、補助状は有効です。
また補助錠だけでなく、防犯カメラや防犯ガラス、防犯砂利やセンサーライトなど、複数のセキュリティシステムと組み合わせて使用することでより防犯性を高めることが可能です。
補助錠を取り付けたいけどどうすれば良いかわからない場合は、お気軽に弊社までご相談ください。