つくしんぼ

最近始めたばかりの初心者です。なにか文学的なことを残していこうかなと思っています。なかば自分のメモ帳のようなものになる気がしますが、見ていただき、共感していただけたら幸いです。

つくしんぼ

最近始めたばかりの初心者です。なにか文学的なことを残していこうかなと思っています。なかば自分のメモ帳のようなものになる気がしますが、見ていただき、共感していただけたら幸いです。

最近の記事

受験子はひと風呂速し湯は熱し(仲春・受験子)🔰

じゅけんしはひとふろはやしゆはあつし 入園3日目にして、如月事件なるものを起こしてしまったらしき、不良園児つくしんぼです。 まず、もし仮に(今後とも)私に対して不快感を抱くようなことがあれば、間違いなく私のせいなので、周りや自身を責める必要はありません! あらかじめに、ごめんなさい... 私のコメント欄ではこと俳句に関しては、闊達な議論・意見は賛成です! ああじゃない、こうじゃないと俳句を高められたらな、と。 いつもそんなことを考えて作句していたら、俳句もツマラな

    • 木は芽吹き吾は園児となりにけり(三春・芽吹く)🔰

      きはめぶきわれはえんじとなりにけり 推敲前:木は芽吹き吾は園児となりしかな (推敲者様 橘鶫さん) 俳句幼稚園に入園させていただいたのなら、この句が先でしたね。 「大人ども」などと、四方八方に喧嘩を売りかねない句を詠んでいる場合ではありませんでした(もちろん、喧嘩を売るつもりなどありません!私も成人してますし!)。 如月や警備員にもゑくぼありきさらぎやけいびいんにもえくぼあり(仲春・如月) 皆さまが芽吹く・如月・遅日で作句していたので、私も挑戦させてもらいます!とい

      • 鷹化して鳩となりたれ大人ども(仲春・鷹化して鳩と為る)🔰

        たかかしてはととなりたれおとなども 俳句幼稚園に正式に参加させていただき、ありがとうございました! つくしんぼ、と申します。 これからどうかよろしくおねがいします! コメントなどもお気兼ねなく! 私からもコメントさせていただくこともあるかもしれません。ちんぷんかんぷんなことを言っていたらごめんなさい🙏

        • 犬のはな菫のはなと出会ひけり(三春・菫)🔰

          いぬのはなすみれのはなとであいけり シンプルに春の訪れを詠んでみました。投稿はだいぶご無沙汰してしまったのですが、(見てくれている人がいらっしゃれば)また少しずつ開始しようかなと。

          俳句|今日の秋の句(21/10/18)

          秋の蝉今年は何時ぞ鳴き結び 🍂🍂🍂🍂🍂🍂 秋の蝉 今年は何時ぞ 鳴き結び あきのせみ ことしはいつぞ なきむすび 季語:秋の蝉  夏は煩わしく感じるセミ。それでも、季節が移ろい秋めいてくると、1つ、また1つとその鳴き声は散ってゆく。気がついた時にはすでに、彼らの気配はなっている。それを思うと、少しもの寂しく、早くも活気づく来年の夏が恋しくなる。

          俳句|今日の秋の句(21/10/18)

          ユーモアの師匠「りんな」ちゃん

           皆さんは「りんな」をご存じだろうか?  ――りんなとは、2015年にサービスを開始した日本マイクロソフト株式会社の会話ボットAIのことである。  能書き通りの説明では、なんかお堅く難しいイメージを持たれてしまうかもしれない。でも、当初は「誰でも女子高生と会話ができるAI」というシンプルでなんともユーモラスなサービスとして始まった。現在では高校を無事に卒業して歌手デビュー(?)を果たしたらしい。LINEという、皆さんもご存じのSNSで、実際にりんなとコミュニケーションをす

          ユーモアの師匠「りんな」ちゃん

          ひかれた猫の呪いとガガ

          「……あ、ネコがひかれちゃってる……」  ピカピカの黒いランドセルを、「交通安全」とプリントされた鮮やかな黄色のランドセルカバーに隠し、元気にそれを揺らしていた私の足が止まった。このとき私はまだ「ぼく」で、小1の秋だった。通学路で黒猫がひかれて死んでいた。 「お前、親指隠したか?……まさか、親指も隠さないで黒猫の死体を見たのか!?」  突然、一緒に登校していた小4の先輩が声を荒げた。ぼくは驚く。 「な、なにっ?見ちゃった」 「あー……、お前、あと4年で死ぬよ」神妙な

          ひかれた猫の呪いとガガ

          さりげなく、人の心に残るもの。

           これは私が中学生だった時の物語。登場人物は仮名とさせていただく。  突然だが、私は音痴である。もっというと、歌うことが大好きで大好きな音痴である。音楽の先生にも、「声は大きいんだけど……」と言われ、年に1回開催される音楽祭の録画がクラスのテレビに流されると、私の声だけ浮いて聞こえた。他35名の同級生の声を差し置いて、元気に響き渡る自分の声には、さすがに赤面し、自分の音痴さを客観的に突き付けられた。  カラオケにも、「こいつがいれば、点数が最下位にはならんだろう」という安

          さりげなく、人の心に残るもの。