有給休暇はあって無いようなもの、から意図して休むことが上手になるまで。
有給休暇はあってないようなもの。
ゴリゴリの考え方を10年くらい前まで普通に持っていました、違和感なく。
昔は有給休暇なんてなかなか使えなかった。
やむを得ず病欠した時に有給休暇に振り替える使用が多かったと思う。
少数態勢の環境だったこともあって、率先して有給休暇を使うということはなかった。
転職した今は少し違う、いや大分。
転職した今は、なんていうとつい最近みたいな言い方だけど、かれこれ10年勤めている。
前職とは業種や組織態勢、規模も違うので、比較するにも、だが、入社当時は全てに置いて衝撃を受けたものだ。
「今月全然休んでないから、どこかで休み取らなきゃ」
………今、なんと?
同僚の何気ない発言に、そういう感じで休めるの?と衝撃を受けたことは、忘れない(笑)
有給休暇って飾りじゃないのかもしれない。
……そんなことあるの?
前職がブラックだった訳じゃない。
ということはお伝えしておきたいのだけど、少数精鋭で頑張っています、みたいなニュアンス感があり、有給休暇を消化する、を意識したことがなかった。
無意識に持っていたそのマインドも、本当はきっと違う選択が出来たはずなんだろうな、と今は思うけど、仕事はそれなりに充実してた故にそこに意識がいかなかったということだったのかもしれない。
ほどなくして、現職に出会うわけなんだけど、ゴリゴリに凝り固まった概念が、ことごとく崩され始めたのが10年前。
2024年、マイルドに仕上がっている。
飾りじゃないのよ、有給休暇は。
衝撃を受け始めたころ、実際有給休暇をなんとなく使ってみた時には凄く後ろめたさを感じたのを覚えている。
休み方、下手かよ。
後ろめたさを感じてたんじゃ、リフレッシュどころの騒ぎではない。むしろストレス。
友人にも、休んでも良いんだよ、と言われて、そうか、良いのか……良いんだよね!!(キラキラキラ)
私、使うわ!!みたいな意を決した宣言をしたこともある。(有給休暇だ、意を決すな)
上手く休む。
大切なことだと本当に思う。
(会社員に限らずですよね)
もちろん業務や部署には迷惑をかけないようにが大前提、同僚の有給休暇は大歓迎、がマイルール。持ちつ持たれつだから。
最近は半休を上手く使って、自分の機嫌を取ることもあるし、友人と朝ランしてランチしてということもある。
頑張ってる自分を労る、リフレッシュをする、考える時間を持つ、リセットする、普通に用事を熟す…。
意図して休む、が苦手だったけど、最近は上手くなっている気がする。
疲弊する前に、飾りじゃない有給休暇を使ってフラットにする。
そう出来る今の環境には感謝しかないから、仕事で貢献して、期待には応えたい。
そんな気持ちの良いマインドになれるのも有給休暇のおかげ。
一人PDCAという感じで、良いサイクルが回っている。
休むこと、大切です。
平日の光景はなんだか違います。
と、久々に有給休暇を取っている今日。
明日からまた仕事頑張るーと、良い感じの心持ち。
あぁぁ、風が気持ち良い。
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