社会人2年目の冬、ふと空を見上げる
あと1ヶ月で、社会人2年目が終わる。
最近は、朝の8時20分に起きて、さとうのご飯を2分でレンチンする。
その間に着替えを済まし椅子に座り、
さとうのご飯の上に卵と醤油をかけ急いで口にかき込む。
歯磨きなどの身支度をしていると、もう8時45分だ。
急いで革靴を履き、最寄駅に向かう。
毎日会社に9:30までに出社する。
23時ごろまで働く時もあれば、19時まで働くこともある。
みんなそうだと思う。
それを週に5日繰り返す。
ああ、人生ってあっというまなんだな。
僕たちの人生は、着々と前に、前に進んでいる。
駅、目の前の交差点。
青信号になるまで、空を見上げてみる。
1年前に友人と訪れた幡ヶ谷のバーで、
オーナーが話の途中で言ったことを思い出す。
「人はいつから空を見上げなくなったのだろうか」
自分の中で忘れられない言葉になっている。
この言葉を胸に、意識的に空を見るようになった。
都会の空は星が見えない時が多いけど、たまーに見えることがある。
押上の方を歩いている時、スカイツリーが目にとまる。
スカイツリーは、赤に光ったり、黄色に光ったりと、毎日「顔色」を変える。日本一の高さを誇るタワーなのに、常に変化し続けている。
空を見ていると、普段見えない景色が見える。
自分はまだちっぽけだ、もっと頑張らないとなと思う。
僕たちZ世代は日々、片手に持っているスマホから、
今をときめく著名人や、その仕事のスペシャリスト的な人、人生本当に大丈夫か?こいつ。みたいな人に間接的に触れる機会が多い。
無意識で、そんな人たちと今の自分を比べているのだと思う。
そんな時は、空を見ると良い。
スマホから目を離し、時間をゆっくりに感じることができるから。
来月、僕は25歳になる。
その準備をこの3連休でゆっくりしたい。
皆様も良い休日を。