堂宮ツキ乃

小説書いたりイベントレポ書いたり。 アニメ、マンガ、吉本新喜劇、囲碁将棋、KinKiが…

堂宮ツキ乃

小説書いたりイベントレポ書いたり。 アニメ、マンガ、吉本新喜劇、囲碁将棋、KinKiが好きです。好きなものと自分の作品についてベラベラ語ります。

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  • 【小説】婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話

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20241103 大宮セブンライブ in 大阪 レポ&感想

 どうも、ツッキーです。  初めて大宮セブンライブに参加しました! 今回はそのレポと感想です。  セブンライブは常に笑っていて、終わったあとは顔面が痛いし喉がかすれていました。本当に楽しい時間でした! セブンライブの前に  グータッチ会の券を手にいれるべく、DVD販売列へ。難波に到着したのが17時ちょうど。  すでに列がエスカレーター付近まで形成されていて、中にはDVDを四つ買う方も。  無事購入! 券もゲット!  クレカの暗証番号入れる時にミスってしまったが、お兄さん

    • 20241025 新喜劇日本酒会 秋 レポ・感想

       どうも、ツッキーです。  春以来に日本酒会に参加しました。  夏は鮫ちゃんの出産前最後だったり、磯部マネージャーの上京前最後だったりと目白押しだったようです。行きたかった……。  秋もパワーアップしていて本当に楽しかった!  ということでレポ&感想です。話し言葉の違和感、記憶違いがあったらすみません。 (また)お先に頂きます  いつも通りバスで大阪へ。  道中、充電器とバッテリーを忘れたことに気づく……。家出る前にしっかり充電しておいてよかった。おかげで帰宅まで保

      • 20241018 絶景漫才ツアー in 味園ユニバース 感想

         どうも、ツッキーです。  先日は味園ユニバースにて行われた、囲碁将棋の絶景ツアーファイナルに参加しました。  かなり出遅れたレポなので短めになります……。  ツッキーの思い出語りです! お先に頂きます  高速バスで早めに難波へ。  到着してまずはジャンボ酒場。ちーたい君がお好み焼きを食べてる写真を見たことがあるので……!  前回の広島ツアーの前に、ふみ様がビールを呑んでらしたので私も! ってことで、イカ玉とレモンサワーを頂きました。他にもおいしそうなおつまみメニューが

        • 婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 最終話

           雪華たちに自宅に帰ったことを伝えたら、二人は安堵した笑みを浮かべた。ように、電話越しで感じた。  バツイチのおじさんより、察することが苦手で頼りないけど変わろうとしている婚約者の元にいる方が安心するらしい。  久しぶりに愛の巣へ帰ってくるとひどく懐かしく、置いて行った荷物たちに申し訳なさすら感じた。何もかも投げ出すつもりで出て行ったのだと、自分のしたことを反省した。  台所にはコンビニの袋がいくつか転がっている。コンビニ弁当の残骸だ。ユリはそれらを無言で片付けて掃除機

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        20241103 大宮セブンライブ in 大阪 レポ&感想

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        • 【小説】君を知らなければこんな想いを知らずに生きた
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          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第十一話

          「生気がない」 「は?」  ユリがいなくなって三日目。配達から帰ってきた柏木は松嶋に出迎えられ、薄い目でじっと見られた。 「なんだ……。生気がないって」  柏木は立ち止まると怪訝な顔で見つめ返す。 「しばらくの柏木さんは不思議なほど楽しそうにしてたというか。あんまり見たことない顔をしていたのに、人が変わったようにおとなしくなりましたね。なんかありました?」 「なんかって……。別にねぇよ」  彼は視線をそらして頭をかいた。これ以上余計な詮索をされないよう、事務所に

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第十一話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第十話

           冷蔵庫を閉め、ユリは満足げにほほえんだ。  ガトーショコラを再び作ったのだが今回もうまくいった。これは柏木が帰ってきてから食べよう、と時計を見つめる。  時刻は十一時。今日は遅くまで寝てしまった。気づいたら自分の寝室で布団にくるまり、柏木は出勤していた。  そろそろ買い物にでも行こうと、ユリは再び冷蔵庫を開ける。  柏木は明日は休みだと言っていたし、せっかくだからビールでも買ってこよう。ユリはビールは得意ではないからチューハイを。おつまみも何品か作ろう。  以前、

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第十話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第九話

           仕事から帰ってきた雅史は、スーツから着替えることなくベッドの上に倒れこんだ。  昨夜ユリに別れようと告げたが、すぐに新たな文章を送ってしまった。  決心したのになぜ、こんな未練を彼女に伝えたのか。雅史はシーツの冷たい感触に身震いした。 (簡単に別れようなんて言えないよ……。あっさり別れられるほど、安い思い出ばかり作った記憶はないよ……)  突然ユリから拒絶され、何も言わずに家出をされてショックだった。ただでさえ二月のもぬけの殻の家は寒いというのに、その日は心まで冷た

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第九話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第八話

           家に帰ってくるとリビングが甘い香りで満たされていた。  いつもの晩御飯の匂いとは違う。柏木は鼻を鳴らしながらキッチンに入った。 「ただいまー。換気扇回してる?」 「回してまーす」  ユリは鍋を置いたコンロに火をつけ、頭上を指差した。  少々年季の入った換気扇が勢いよく回っている。ユリが綺麗にしてくれたおかげで本来の白さが微妙に戻った気がする。  彼女は鍋の蓋を開け、おたまで軽くかき混ぜた。 「甘いものが食べたくなって、ガトーショコラなんかを作りまして」  ガ

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第八話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第七話

           初めて雅史と一緒に寝たのは旅行をした夜。  そういう展開になるはずだから、とユリは雪華にお守りを渡された。どういう心配をしてるんだと当時は鼻白んだが、それは間違っていなかった。  夕飯は外で済ませ、予約していたホテルにチェックイン。途中、コンビニで缶チューハイとおつまみを買った。  お互いにシャワーを済ませ、それぞれのベッドの上でテレビを見ていた。  並んだシングルベッド。真っ白なシーツがまぶしい。  明日も回りたいところがあるし、たくさん移動して疲れた。”先に寝

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第七話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第六話

           ユリと柏木が一緒に出かけることはない。  田舎はいつどこで知り合いに遭遇するか分からないからだ。  だが、この日は大型のモールに行きたくて柏木に車を出してもらった。 「まぁ、たまの遠出もいいわな。前はよくこうして出かけてたんだけどな」 「へー。なんか柏木さんってインドアのイメージがあります」 「当たってる」  日曜日だからか、モールの駐車場はたくさんの車が行きかっていた。二人して空いているところをきょろきょろと探し出し、ようやく見つけるとユリは一人で車から降りた

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第六話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第五話

           この日、ユリは友だちの家に遊びに来ていた。  今日は不思議と体調がよく、朝から早く会いたいと気持ちがはやっていた。  柏木の家から駅まで歩いて電車を乗り継ぎ、さらに歩いた。田舎は電車を乗り継ぐのも一苦労だ。待ち時間が長く感じる。それもそのはず、一時間に一、二本は当たり前。  近頃は十分待たない内に次の電車やバスが来るのが当たり前になっていた。すっかり都会暮らしに慣れてしまったようだ。 「昔の仕事仲間とは言えおじさんのとこに行くかね? 変な遠慮せずにウチに来ればよかっ

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第五話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第四話

           ユリたちの会社では新年会や忘年会の他に、季節ごとに飲み会が行われる。  ユリは車で行くしかないので呑めないが、雰囲気が楽しくて好きだった。  お酒で人が変わる人が何人かいるが、普段おとなしい人がおしゃべりになるギャップはおもしろい。  特に柏木がそうだ。彼は基本的に優しいがぶっきらぼう。だが、お酒が入ると饒舌でいつも以上に馴れ馴れしくなる。  そして今日は夏の呑み会。座敷席の会場は長い机が三つ並べられ、それぞれ部署で分かれていた。  飲み会も中盤になると、各々好き

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第四話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第三話

           朝、出発する時は行ってきますのキスをしていた時期がある。  柏木はスニーカーを履いたつま先を打ち付けると振り返った。そこにはエプロンをつけた妻。彼女は長い髪を耳にかけた。 「行ってらっしゃい」 「……おう」 「……? 行かないの?」  柏木は妻に近寄ると、首を傾げた彼女に顔を寄せた。玄関が一段低くなっているおかげで、小柄な妻と目線が近くなる。  妻は柏木が何をしたいのか察したらしい。”もう”と怒りを照れを混ぜた声で彼の胸を押した。しかし、力は加えておらず顔は赤い

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第三話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第二話

           柏木の家は、十年ほど前まで住人は一人ではなかった。  あの頃は結婚して妻がいた。  柏木は高校を卒業してすぐに今の会社に就き、同級生の中では早くに結婚した。妻が専業主婦になっても余裕がある給料がもらえるようになった頃に。実家からは結婚祝いだ、と言って一戸建てを建ててもらった。  誰から見ても順風満帆な結婚生活を送っていたと思う。  しかし、”子どももそろそろほしいね”と話し始めた頃に妻との別れを決意した。  きっかけは妻の”カンスケとの子どもじゃなくてもいいかな”

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第二話

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第一話

          【あらすじ】  大嫌い。もう二度と会いたくないから別れる。  一方的に誓ったユリは、同棲中の婚約者を捨てて故郷へ帰った。そして以前勤めていた会社のおじさん、柏木の元へ勝手に居候を決める。  柏木は早く出て行ってくれと願っていたが、いつしかユリがいる生活に安らぎを覚え────。  恋人に嫌気が差した婚約者と、一人暮らしのバツイチおじさんのちょっと変わった共同生活。 ※この作品のa版をアルファポリスで公開しています。 ※この作品はカクヨム、エブリスタ、小説家になろうでも公開して

          婚約者とバツイチおじさんが一緒に暮らす話 第一話

          君を知らなければこんな想いを知らずに生きた 設定集

          (ネタバレ注意)  どうも、堂宮ツキノです。  タイトルにある小説、略称『きみしら』のリメイクが完成しました。  今回はこちらの設定やら裏話を綴っていきます。  本編はnote他、各サイトで公開しております。ぜひご覧ください https://ncode.syosetu.com/n5646jo/ (↑ 小説家になろう) 設定  実を言うとこちらの作品、『推しのおじさんにガチ恋しない』(略称『推しおじ』)と同じ世界線です。  店長はアマ支店のカフェのおばちゃんが元々働

          君を知らなければこんな想いを知らずに生きた 設定集