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10/20~10/23 谷川岳で紅葉を見る

◆10月20日(日)湯宿温泉に向かう

翌日の月曜日を休みにして4連休にしていたので、初日の昨日はのんびり過ごしたけれど、今日から動き出す。

せっかくの連休なので少しは山も歩きたい……けれど先週の台風で登山道や林道にダメージを受けている山も多いので、行き先は限定される。迷った末「谷川岳に登って周辺の温泉に泊まる」プランに決めた。みなかみ周辺は良い宿が多いし、飛び石連休なので普段の土曜日は1人で泊まれない宿にもプランが出ていた。

日曜日の今日のうちに登ってあと2日間は温泉中心で楽しむか、明日月曜日に登ることにして今日はゆっくりめに家を出るか、ギリギリまで迷った。最終的に今朝早くに天気予報を見て「明日登る」決断をして二度寝。この日はお昼前に出て早めに宿についてだらだらするだけ!という予定になった。

向かった先は湯宿温泉、泊まった宿は大滝屋旅館さん。
3年ぶり、2度目の宿泊だ。宿の詳細については前回泊まったときの記事がブログにあるのだけれど、後日今回の宿泊ぶんについても追記する予定。

前回宿泊時の印象がとても良くて「再訪したい度」でも満点の5点をつけていた。けれど、残念ながらこちらは休前日の一人泊ができない宿で、前回も飛び石連休での宿泊だったのだ。いつかまた泊まりたいと思いながら、3年ぶりになってしまった。

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午後2時少し前、湯宿温泉行きのバスが通る上毛高原駅に降り立つと、あれ?青空……。
ああ、やっぱり今日のうちに登ったほうが良かったのか?と思ったけれど、どうやら晴れたのは昼からで、午前中は谷川岳では雨が降っていたことを登っていた方のツイートで知った。良かった、とりあえず今日登らなかったのはそれはそれで良かったのだ。明日のことは明日考えよう。

大滝屋旅館さんは14時からチェックイン可能なので、14時過ぎに湯宿温泉に着くバスに乗って早々とチェックイン。見覚えのある宿のご主人に迎えられる。

私の格好を見て「今日登って来られたんですか?」と聞かれたので「明日登るつもりなんです」と答える。そう言えば前回宿泊したときも、ここに泊まった翌日に栃尾又温泉に泊まり、それから越後駒ヶ岳を登ったのだった。

お楽しみのお風呂に入り、快適な部屋でブログなど書きながら夕食を待ち、夕食も大変おいしくいただいた。

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飲み過ぎると明日、早起きできないので熱燗1合だけにしておく。
夕食が終わるころ、給仕してくださっていた女将さんが来て

「明日は山に登られるということですが、朝食時間は何時ぐらいなら大丈夫ですか?」

と聞いてくださる。
実は、基本的にはこちらのお宿の朝食時間は7時30分からなのだ。それは部屋に置いてあった宿の説明書きにも書いてあって。
でも、実を言えばその時間から朝食を食べ始めたのでは、上毛高原駅を8時4分に出発する一番早い谷川岳ロープウェイ行きのバスには間に合わない。だけどまあ、それでも仕方ないかな、と思っていた。

しかし、向こうから聞いてくれたので

「もしできれば、もう少しだけ早い時間にお願いできるとありがたいのですが……」

と言ったら、7時で用意してくれるとのこと!ありがたい!本当にありがたい!親切が身に染みるよ……。

しかも、こちらからお願いしたわけではなく、チェックイン時にご主人と「明日山に登る予定」と話しただけなのに、ちゃんと女将さんにそれが伝わって、こうして聞いてくれたというのがすばらしいし、ありがたいなと思った。私は、自ら規定以上のサービスの打診をすることなどできない、気弱な宿泊客なのです。

たぶん、土曜日は1人で泊まれない宿であるにも関わらず、前回宿泊時に「また泊まりたい!」と強く思ったのも、具体的な何かがあったわけじゃなくともこういう宿の姿勢がなんとなく感じられたからなんだろうな、と思った。

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夕食後に浴室が男女交代し、女湯になった大きいほうのお風呂をひとしきり楽しんで、寝る。

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