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帰るか帰らないか。留学のあとどうするか。
離島留学に来て一年と2ヶ月。
留学制度を使えるのは2年なので、今年度いっぱいで留学生として補助金をいただける期間はおわります。(補助金は自治体によって期間も金額もまちまちです。)
まだ時間はあるとはいえ、進路のことや、戻った場合の学校のことなどを思うと、考える時間はそうたくさんあるわけでもなく、、、。
日々気持ちが揺れ動きます。
子どもは、この島の豊かな自然環境が大好きで、
「 学校にこだわりはないけれど、島にいたい 」とずっと言っています。
その気持ちにはわたしも同感なのですが、
母としては、家族がバラバラに暮らすことの大変さ(精神的にも、経済的にも)を思うと、戻ることが頭をよぎることもしばしばで。
だけど戻るという事を考えたときに、なにより引っかかるのは、戻ってから子どもたちが通えるような学校がないこと。
長男くんは一学年が300人ほどの環境は嫌だという気持ちが強く、一度見学に行って、絶対に嫌だと思ったそうです。
次男くんも何度か見学している地元の公立(一学年200人の環境)には強い抵抗があるようで。
どうしてこうも選択肢が少ないのか。。。。
昨晩次男くんから 「ママはぼくに学校に行ってほしい?」と質問されまして。
わたしは少し考えて、
「ママは、〇〇がママや家族以外のいろいろな人と関わって学んでほしいなと思う。」と言うと、
「それって学校じゃなくてもよくない?」と次男くん。
「うーん。だけど、学校以外のところでそういうのできるんかなぁ?」
こんな会話をした末に思ったことは、
結局わたしは心の奥底で、「学校に行ってほしい」って思ってるんだろうな。公教育に思うことはあっても、やっぱり枠におさまってくれることで安心するわたしがいるんだな、ということ。
その自分の気持ちを手放すことができなくて、彼の話を本当の意味で聞くことができていなかったんじゃないかと、何度もやり取りを頭のなかで繰り返してました。
そういう気持ちってはっきり言葉にしなくても伝わっちゃうもの。
だけど、「学校に行ってほしい」と思うわたしは、ただ枠に収まることだけを求めているかというと、そういうわけではない気がするのですが、まだそこが自分の中で明確になっていません。
わたしの中に正解をもたずに、もう一度フラットに対話したいな。
本日の空は、昨日までのどしゃ降りから一転、快晴です。
良くも悪くも、変化していくことはあたりまえですね。