見出し画像

どうしてみんなと同じようにできないの?

これはわたしが小学一年生の参観日の帰り道、母から言われた言葉です。

6歳のわたしは、ただだまって何もいえずに、母の後ろをとぼとぼと歩くしかありませんでした。
少し早くなった心臓のリズムと、
苦しい胸の痛みのことを表現するすべなど知らず、
ただ黙って下を向いて歩くしかできなかった。

そしてそのまま30年以上もこの言葉を握りしめて、
自分のことを責めながら生きてきました。


ずっと辛い生き方をしてきたと思います。
こんな書き方をするのは、自分を責めることは無意識で自覚なくだったので、、、。
母を責めた時期もありましたが、
自分も親になったらその気持もわからないわけでもなく。。。
そんなふうに自分の子どもに感じたことがある方は、少なくないのではないでしょうか。


お子さんが敏感で感受性が強い方はとくにこんな思いを感じる場面も多いのかなとおもいます。
そうでない人のほうが多いこの世界は、敏感で感受性が強い人にあわせてできていないですものね。


新学期。
息子にとって、新しい環境に馴染むことが大きな苦労で、そんな息子のサポートに奔走する日々です。

学年が上がり、どんどん新しい役割やらなんかが始まっていくなかで、
そのペースや一方的な決め方についていけず、辛くなっている息子を見て、
一足先に、新しい先生に面談の席をお願いしたり、、、。

学校でのストレスが家で大爆発の日もあったり、、、。
学校に行きたくない日もあったり、、、。

我が家はわたしも含めて感受性の強い人ばかり、それぞれがそれぞれの感情をキャッチしちゃうので、連鎖して大変です。

疲れます。ヘトヘトに。
夕日より前からお布団が恋しくて仕方ないです。

もっとスムーズにいろんなことがいかないものかと、、切に思います。
だけど、だけど、、、
息子たちのそのままを大切にしたい、とも思います。
やっぱりその感性は宝物。

彼らがわたしのところに生まれてきてくれたことに、とっても意味を感じています。
わたしの幼かったあの日のことも、そのことを握りしめて生きてきた時間も、ぜんぶぜんぶ大切な経験だったな、と彼らの母になって思えます。


でも!
G.W.までできるだけ穏やかに過ごせますように!笑

敏感なお子さんをお持ちの方、どんな新学期をスタートされているのでしょうか??


読んでくださりありがとうございました。

mico

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?