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【 自己紹介 】 のようなものを。

みなさま初めまして、月子(つきこ)と申します。
4月1日始動予定でしたが、決意が嘘になってしまいそうな気がして・・・1日早くに始動します。

特別支援学校へ通う重度知的障害児の育児の中での気づきや思いを記しています。今、同じような状況の保護者様。この先、同じような状況が想像される保護者様の役に立つ話があるといいなと思っています。視点が変われば感じ方も変わると思いますので、そのあたりはご愛嬌。

障害児の親として、まだまだ未熟者の私が、現時点で思うことを率直に綴ってますが、間違っていることも、理解が不足していることも、自分の目線でしか見られていないことも多々あるだろうなと思います。

「何もわかっていない残念な人」・・・と映ったとしても、「伸び代があって、まだまだ良くなる可能性を秘めた人」と変換してただけたら嬉しく思います。速度はゆっくりゆっくり。時々休みながら、でも前を向いて進んでいます。時には道を誤って逆走しているかもしれませんが・・・温かく見守ってくださいね。





登場人物

サラリーマンデザイナー → 母、月子(つきこ)
特別支援学校の小学部 → 息子、海月(くらげ)
ときどき。ごく稀に。
海月の父、海月の姉、が出てきます。

障害児育児の中で思うアレコレをつぶやくnote。
そして、それに絡む形で
自分のしあわせも見つめ動こうと思います。
疲れたら、深海にもぐり波間を漂いゆっくりゆっくりと浮き沈み。


障害児育児は忙しい

着替えも食事も排泄もお風呂も全介助。 延々と食べ物を要求する。思い通りにならず自分をたたく。 息子の自傷を静止しながら、声を荒らげないようにと心を無にして、私の心が壊れていく。 毎日仕事をして、毎日家事をして、毎日育児して。 1日が終わるとヘトヘトで、布団の中の暗闇へ落ちていく。
 

独身時代。

デザインが好きで、深夜まで働き、終電の日々。ときどき徹夜。過酷な環境に文句を言って心と体が悲鳴をあげても、そんな時間を過ごせていることが誇らしかった。好きなことを仕事にできたのは、人生において大きな意味があった。子どもの頃から。とりあえず、とか。無難に、とか。特に大きな目標もなくほどほどに頑張ってそれなりに生きていくだろうと思っていた。公務員にでもなろうかな…。そんな私が、突如高3で進路変更して今がある。はっきりと自分で選んだ道が、今の私に繋がっている。
 

あれから20年以上経って・・・

私のもとに、とてもとても可愛い男の子がやってきた。息子は、障害児だった。今までと、明らかに違う生活。とりあえず、とか。無難に、とか。そういった選択肢が見つからなかった。目の前のことをこなすだけで精一杯だった。道は続いているはずなのに、少しも前の景色が見えなかった。未来が怖かった。
 

職場では

残業も徹夜もできない。定時までいることすら、無理だった。言われたことをやって、給料がもらえ、時間内で頑張って。サラリーマンでいればいいや。そう思い始めた。それでもデザイナーという仕事をしてることが、私の支えだった。たくさんの職種のうちの一つ。でも自分で選択した仕事は、私を幸せにするキーワードだった。失ったら、私を形作るものが崩れる気がした、しがみついていたのだと思う。

仕事を続けているだけでも、十分がんばってる! そう思おうとした。でも、仕事が楽しくなくなっていった。



デザインすることは、そんな出来事だったはずなのに。


その後

息子を通して知ったことは興味深く面白かった。行政のしていることや計画や発信、身近にあるのに気づかなかった施設、遠い世界のことのように感じていた法令や制度、我が子と濃く深く関わる大人。今までの私は、自分を取り巻く環境にあまりにも無関心に生きてきていたと気づいた。息子を通して見る世界は、自分の価値観に疑問を抱くことの連続だった。

障害・福祉分野へ興味を持った。もっと勉強して転職しようかとも一時期おおまじめに考えたけれど、いまの仕事を手放すのは、大切にしてきた自分の一部を切り離す感覚でもあった。20年以上。ここまで経験をつんだ私だから出来ることがあるのなら、ソチラを選びたいなと、ここでまた選択をした。2024年3月のこと。
 

自分を取り戻すために

ゆるゆるしつつ、程々の速度で、そして楽しく、自分のために・・・そう思ってnoteをリスタート。日々の徒然と、デザイナー視点で見た景色、そして私と同じく障害児育児をしている方に役立つかもしれない情報とを書いてみようと思っています。野望は、障害・福祉でデザインに関することを何かする!(ざっくり過ぎ・・)構想はあるけど、それはまたそのうちに。

「月と海月と。」は、そんな思いを込めた、月子のnoteです。


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月子(つきこ)
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