ゆおん
2015年に4階の部屋から飛び降りた結果の 回想録と記録
さて。今回はちょっと飛び降りの話からそれて 私が抱えている病その1について書く。 「摂食障害」 聞き馴染みがあるのではないだろうか。 完治はないと言われることもある病である。 食べ物を体が受けつけない、食べることに罪悪感を抱く、空腹でないと安心できない、100gでも体重が増えると情緒不安定になる、決して食べ過ぎじゃない量でも隠れて吐く…… 私が抱える症状だけでもこれだけある。 人それぞれ違う症状を持つ病だと思うが上記が所謂「拒食症」と呼ばれる症状だ。 拒食症はわかってもら
さて。 電動ベッドじゃないと無理だと泣き喚いた結果 精神科病棟ではあるが開放病棟へ移動になった。 監視としてまた特例で母の泊まり込みが条件。 長い距離は歩くことができず 車椅子を使って移動していた。 術後のCT検査は地獄だった。 車椅子から検査台に移るところから激痛 そしてまた車椅子に戻るのも激痛。 看護師さんにしがみついての移動だった。 短い距離であれば歩行器を使って歩けるようになり、病棟に置いてある本を探しに1人で歩行器をカラカラ言わせながら歩く練習もした。
さて、 ゆっくりながらも 起き上がる、立てる、歩けるようになった私は 7階の整形外科病棟から 1階にある精神科の閉鎖病棟へ移ることになった。 10代の頃、摂食障害で閉鎖病棟に入院歴があったので閉鎖病棟そのものには抵抗感はなかった。 その時の大学病院と違う病院とは言え そんなにたいした違いはないだろうと。 心配だったのは主治医となる先生がどんな人か、看護師さんはどんな人か。 それくらいのもので割と軽く考えていた。 今振り返ると、 摂食障害と今の腰椎骨折とでは 身体面に
前回、前々回の記事からしばらく時間がたってしまった。 今回は術後のリハビリについて書こうと思う。 術後数日が経った頃に、まずコルセットを作ってもらった。患部に負担がかかり過ぎないように締め付けるためだ。 胸部下から腰までぎゅーっと。 ベッドに座る時も寝る時も24時間着用していた。 そして電動ベッドをうまく利用して上半身を起こす練習。 まず仰向けから横に転がる。 そして少しずつベッドの傾斜を利用して上半身を起こしていく。 動かすタイミングやそれに合わせて体を使うことは慣れ
4階から飛び降りた結果の話 前回の記事は 飛び降りた後病院に運ばれ手術 までの流れを纏めたもの。 今回は手術後、目が覚めた所から始まります。 麻酔から醒めると気分は最悪だった。 暑い、痛い、吐き気がする。 吐きたくても体は動かない。 まだ意識がはっきりしないうちから 暑い、暑いと暴れたらしい。 はっきりと覚醒してからは 今まで感じていなかった腰の痛みが襲ってきた。 どう考えても自業自得なのだが 痛くて痛くて泣いた。 私が泣いて訴える相手は母だった。 術後なので
※自殺行為を助長するための話ではありません。 ※現在希死念慮が酷い方は以下の文へ進まないことを願います。 2015年 12月14日 当時住んでいたマンションの4階 寝室の窓から飛び降りた。 死にたい より 「全てがどうでもいい、もう疲れた」 という気持ちや、どうにでもなれ!という 暴力的な思考で。 窓を開けてすぐ飛び降りたわけではなく それなりに迷いもあってしばらくぼーっと外を眺めていた。 頭の中でRADWIMPSの実況中継が流れていた。 「今 必要なのは酸素じ