月鞘家 青嵐記 其の一
最初の交神を終えて、京の町に降り立った皐弓。
ついにゲームは本編へ。ここから先は完全にオリジナル。
プレイヤーさんやその一族の数だけ、物語が生まれる俺屍の世界。
月鞘家独自の朱点童子討伐の歴史が始まります!
1018年4月
京の町
出陣の前に、まずはこれから暮らす京の町の現在の様子を確認。
うわー、見事になにもありません。
人口も少なく、職に就いている人もまばら。
きっと鬼たちに襲われてボロボロになってしまったのでしょう。
この荒廃してしまった京の町を復興させていくのも一族の役目のひとつなのです。
月鞘家初陣、相翼院へ
イツ花さんからの説明によれば、一族の血が途絶えるとこの世は終わってしまうらしい。
確かに天界の声も何度も、一族の血という言葉を使っていたっけ。
皐弓の両親は敗れはしたものの、大江山の奥、朱点童子の居城に到達し直接対峙することができた、唯一の勇者たちでした。
神々からの交神の申し出はその優秀な血筋を残すためと、勇敢な勇者たちを称え、呪われてしまった忘れ形見の子を憐れむ気持ちからきたものだと思っていたのですが…どうやら違う模様。
一族の血や出自には、まだ皐弓たちも知らない「なにか」が隠されているみたいです。
いずれにしても、一族の血を絶やさぬためには交神が必須になります。
それには奉納点と呼ばれる捧げものが必要になるのだとか。
その奉納点は鬼を倒すことで手に入るとのこと。
京の町の復興に必要なお金も鬼退治で得られるらしく、兎にも角にも戦うしか道はないのだと思い知らされます。
さあ、そうと決まれば善は急げです。
イツ花さんに装備を見立ててもらって、早速、鬼退治に出かけたいと思います。
皐弓は剣士。皐影は薙刀士です。
ん?剣士なのに皐「弓」っておかしくないかって?
ふっ、ふっ、ふー。
実はこの初代当主の名前には、今は亡き両親との思い出や願いが込められているという裏設定があったりします。
このあたりのお話は、いつか小説とかちゃんとした形でみなさんにお見せできたらいいなと思っています。
準備も整ったので、いざ出陣!
記念すべき、月鞘一族の初陣です。
京には迷宮と呼ばれる鬼が棲むとされる場所がいくつかあります。
初陣は『相翼院』に決めました。
迷宮に入ろうとすると一人の少年に呼び止められます。
「黄川人」という名前らしい。
綺麗な男の子。というか青年かな?
なんとなくだけど、外見は一族たちと同じ20台前後くらいのイメージ。
神様からの使いで一族にアドバイスをするために来たとのこと。
イツ花さんといい黄川人といい、天界の福利厚生手厚いな。
けど、半透明で背景が透けて見えるということは、イツ花さんとは違って実体がないってことだよね。
もしくは一族にしかみえていないとか?
よくわからないけどまた会えるみたいなので、これから少しずつお互いのことを知っていけるはず!
さて、肝心の戦闘はというと思いの外、順調に進んでいきます。
じっくりモードでプレイするのは、今回が初めてだったのでだいぶビビッていたのですが、なんなく敵を倒していきます。
ひとまず今回の初陣の目的は、次の交神のための奉納点稼ぎと経験値取得なので、敵が出てくるたびに自らすすんで接敵していきます。
楽勝、楽勝~!
なんて調子に乗っていたら、羽休め台を過ぎたあたりで一気に敵の数が増えて大苦戦!
思わず、当主の指輪を使ってしまいました。
おお、かっこいい!!
指輪によって、当代一の剣士とうたわれた皐弓の父 源太が現れて敵を薙ぎ払っていきます。
おかげでなんとか窮地を脱することができました。
この指輪は代々、月鞘家当主にだけ受け継がれる特別な装飾品。
一回の出陣につき、一度だけ、力を発揮することができます。
これが当主の指輪の力か・・・
・・・(源太の幻が消えた方向を無言で見つめている)
・・・当主?
・・・ごめんなさい。なんでもないの。気にしないで。
さあ、屋敷に戻りましょう。
両親の記憶がない皐弓。
指輪が見せた一瞬の幻とはいえ、父親の姿を初めて見た彼女は一体何を思うのでしょうか…。
そんなこんなで初めての出撃も無事、終了。
今回の成果は術の巻物が1本(蛇麻呂)だけでした。
下が現在の月鞘家所蔵の術の巻物一覧です。
これを見てもわかるようにスカスカで、未入手のものがいっぱい。
巻物以外にも装備だって道具だってまだまだ十分とは言えません。
これから一族の育成とともにアイテム集めも頑張るぞ!
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ここからはちょっとした反省会です。
実はこの頃(プレイ初期)のスクショがほとんど残っていないんです。
最初はTwitterだけでレポする気でいたから、あんまり細かく撮ったり残したりしていなくて。。
本当、素質点の画像とか残しておけば良かった。。
なので、しばらくは必然的に文字が多くなってしまうと思いますが、これからもお付き合いいただけましたら幸いです。