文章語・同音異義語

本を読む人にとっては大したことはないんだろうけれど意外と本を読む人は少ないので日常会話で使われない文章表現を使うとその意味を知らない人は多いでしょうね。「苛まれる(さいなまれる)」「あぐねる」「見まがう」など私は使いますが普通の人は意味を知らないまま文脈の雰囲気で理解しますね。

なにせ「雰囲気(ふんいき)」を未だに(いまだに)「ふいんき」と思い込んでいる人は多いですからね。それでもご安心を。そういった誤用が一般化すると「ふいんき」も正式な日本語になりますから。言語とはそういうものです。

「適当」は本来「ちょうどよい」という意味でしたが今では「いいかげん」という意味です。その「いいかげん」でさえも「いいさじ加減」という意味でした。なぜか真逆の意味に。誤用は一般化して使う人が増えたら誤用ではなくなるんです。それよりも海外で日本語が誤解されて使われるほうが心配😅

うっかり誤字もしますが、基本的には「見る」「視る」「看る」「診る」のような同音異義語の漢字を使い分けています。そういう意味では参考にしてくださると幸いです。「溶ける」「融ける」「熔ける」や「固い」「硬い」「堅い」も使い分けています。

そんな私でも未だにマスターできていない同音異義語は「切り替える」「切り換える」です。これは本当に困っています。辞書等で納得できる解説はまだ見たことがありません😢

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