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ロシアンブルーと読書 8日目
今日の3冊だわん。
ちなみに三砂先生は毎朝半熟卵を食べているわん。美味しいのかどうか、気になる毎日だわん・・・。
①林真理子「小説8050」
②八木重吉詩集 秋の瞳・貧しき信徒
③アーシュラ・K・ル=グウィン
「暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて」
22冊目 林真理子「小説8050」
「小説家は現代社会のカナリアみたいなものだから。なれるときもあるしなれないときもあるけど」NHKニュースで著者が語っていた。
今を生きている全ての人は、この小説の登場人物の誰かの痛みを感じるのではないか。
23冊目 八木重吉詩集 秋の瞳・貧しき信徒
小学生のころ、八木重吉の「貧しき信徒」を持っていた。
叔母が文学に詳しい人でおそらく彼女がくれたのだろうと思う。立原道造も清岡卓行も彼女に教えてもらった。
私をぬぐうてしまい
そこのとこへひかるような人をたたせたい
幼い私はこういう言葉に震えを感じていた。
24冊目 アーシュラ・K・ル=グウィン
「暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて」
言わずと知れた「ゲド戦記」作者の最後のエッセイ。
彼女のことについてわたしにいろいろ知らせてくださったのは、辻信一さん。以後、彼女のことを他人と思えない。
猫を見ながら朝ごはんに半熟卵を食べる日常でさえ。