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ロシアンブルーと読書 -24日目-
今日の2冊だわん!
53冊目 吉川幸次郎、三好達治「新唐詩選」
往年の黄金コンビの書いたこの本に胸を震わせたのはずいぶん昔のことなのだが、このたびkindleにはいっていた。電子書籍ですぐ読めるなんていいなあ。
杜甫の直感した「嗚呼何の時か眼前突兀としてこの屋を見ん」。風が来ても雨が来ても、ぴりっともせず、山のようにどっしりした家が目の前に現れて、貧乏な人たちがみんなその家に入ってニッコリ顔を見合わせるのがいいなあ。1000年経ってそんなふうに、まだまだ、なれない。
54冊目 近藤誠「新型コロナワクチン 副作用が出る人、でない人」
あいかわらず、潔く、かっこよく、素晴らしい本です。
煽るところなど微塵もない、節度に満ちた一冊。