若手技術者のためのトンネル講座
いきなりで申し訳ないが、『土木技術者の徒然なるままに』に記したように、若手技術者のための技術の伝承を試みようと思う。
かなり上から目線の内容だが、気にすることはない。絶対に損はさせない。必ず君のためになる技術を含んでいるはずだ。なんせ、私は三つ星技術者なのだから。
ちょいちょい自慢話が出てくるが、さらっと流してもらいたい。歳よりは若い者に自慢したいものなのだ。
さて、内容をどうするか考えた末に、トンネル技術に絞ることにした。私は、高架橋、ボックスカルバート、造成、杭、山留め等、いろいろな工種を経験したが、トンネル工事の経験が最も長いからだ。それに、昨今の建設投資額におけるトンネル分野の構成比率向上から、トンネルに携わる土木技術者が多い現状を鑑みた。更に、トンネル工学は難しい上にこれといって教科書的なものがない。土木学会から『トンネル標準示方書』が刊行されているが、その名の通り基本事項がほとんどだ。現場では基本を応用することが肝要である。
そこで、本講座の内容は、トンネルの基本を応用するために技術者として身につけておきたい知識、技術、心構えと多岐に及び、現場で即役に立つものにする、と思う……。なんとも自信なさげで申し訳ないが、ハードルを上げないようにしたいのが本音だ。ところどころ、箸休め的な内容も入れながら、ガチガチの技術講座にならないよう努めるつもりである。期待してもらいたい。
講座名は、『若手技術者のためのトンネル講座』だ。
また、この講座を受講する前に、小説『シビルエンジニア』を読んでいただくと、私のジョークが理解しやすいのでお勧めだ!
なに、小説の宣伝はいらない?
すまない。いつもの悪い癖だ。
最後に、今『若手技術者のためのトンネル講座』を準備中だ。
その中で下記の画像(フリー画像)がなくて困っている。
この講座のために、土木技術の底上げのために、私に提供してくれる奇特な方がいらっしゃれば、ご連絡いただきたい。
・シールドマシン(マシンの外観がわかるもの)
・TBM(マシンの外観がわかるもの)
・開削トンネル(山留してBOXカルバートを構築しているもの)
年内に始めたいと思うので、乞うご期待!
(期待されてないか……)
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