音声作品制作する人たちの座談会@腐女子
音声作品制作する人たちの座談会
ツキノベです。
第七回はインタビュー形式にしてみました。
〜腐女子とわたしの座談会〜
※ATTENTION※
・「腐女子」は5人とか6人とかそれくらい居る知り合いの腐女子の話を全部ミックスして私が編集した存在です。
全体的に創作じみた座談会風のお話しだと思ってもらえたら嬉しいです。
わたし「腐女子のみの腐女子会を開いてみたくて呼んじゃったんですが、どんなBLが好きなの?」
腐女子「わりとなんでも行けるよ。モブレとか年の差とかキメセクとか、あとギャップ萌えとかヤンキー受けとかもすき」
わたし「一番最初のチョイス。既に愛の枯渇を感じる」
腐女子「心が満たされたらそれが一番だと思う」
わたし「モブレとかだけみるとやっぱりBLって受けとか受け視点重視なのかな?」
腐女子「いや、そうでもない。攻め贔屓で書いてる人もいるし、もちろん受け贔屓で書いてる人もいるよ」
わたし「じゃあ書いてる内容も作家の贔屓で違う?」
腐女子「たぶん。モブレ単一推しだと受けは他に攻めがいること前提でモブレされて絶望顔でガチ泣きしてるのが一番かわいいっていう子もいるから人それぞれ萌えのポイントは違うよね」
わたし「好きな対象をいじめちゃう子の心理を凶悪化させた感がやばい」
腐女子「R指定とかは本当に素直にやりたいことやるから歯止めきかなくて依頼の時に我に返るよ」
わたし「あ、そうか。BLだから男性声優さんに読んでもらうもんね。あ、うん。消えたくなる。健全な作品しか書いてなくても時々消えたくなるもん。わたしとか」
腐女子「健全かどうかはさておき。やってくれる人がいるか不安だから全部募集とか、挙手制にしちゃったりする。知り合いがやってくれる場合は当て書きにしちゃうし、あとは声優さん詳しい友達に聞くとか」
わたし「……友達を売っていくスタイル」
腐女子「仕方ない」
わたし「そんなこんなで今日話すラインナップだよ」
【BLを音声作品にする時に大変なことって?】
第一幕:シナリオの話
第二幕:声優さんの話
わたし「以上だよ」
腐女子「短っ!」
【BLを音声作品にする時に大変なことって?】
わたし「第一幕、シナリオの話だよ」
腐女子「名前で詰む」
わたし「え、実在の人とかぶらないようにってこと?」
腐女子「っていうかもう、なんか、ネーミングセンス」
わたし「そこか」
腐女子「一例だけど名前に愛着なさ過ぎると音が同じ名前を別の作品でも使ってたりとかして、後で気付いた時に直すのがめんどくて」
わたし「ワードの置き換えとかで」
腐女子「喘いでる時のひらがなとかになっちゃってる名前までは置き換えてくれない」
わたし「はい」
腐女子「他にもあるよ。逆にこだわりすぎて時間かかるとか」
わたし「それはいいと思うんだけど」
腐女子「実在の人の名前と被らないようにしようと思ってキラキラネームにしてみたけど耐えられなくてそれっぽい名前にする人とか」
わたし「わかる……」
腐女子「後は開き直って実在の人の名前つけるとか」
わたし「ひぇっ……」
腐女子「きっと偶然だから大丈夫」
わたし「他には大変なことってないの?」
腐女子「R指定のみの話なんだけど、とりあえずなんか困るとセックスに逃げる」
わたし「ダメな大人か!」
腐女子「いや、私たちも多くのホモセックスが見たいからシナリオ的にまぁ都合よく困ったし、まぁホモセックス見たいし入れるかみたいな感じなんだけど」
わたし「導入方法が雑!!」
腐女子「いやあくまで一例なんだけど。で、編集で出喘ぎが多すぎてグロッキーになる」
わたし「出喘がないようにもう少し長い間、人語喋らせてやろうよ」
腐女子「シナリオを書いていた私はそれが待てなかった……」
わたし「そうか……」
腐女子「そんでもって出来上がったものをみて、やってくれる人いるのかなーってなるんだよね。BLだし」
わたし「そうだよね。BLだもんね。BLジャンルって女性ばかりが当たり前の印象だから、男の人が自らBLに参入するジャンルって中々ないよね」
腐女子「そう。男の人が読むんだよ。BLを」
わたし「すごいね!」
腐女子「自分の妄想が声で形になった瞬間、キャラへの愛着とかもっと湧くし、このジャンル抜けられない……ってすごくなる」
わたし「そして新たなBLが生まれる」
腐女子「それな」
わたし「そろそろ。第二幕、声優さんの話に移るよー」
腐女子「受けと攻め、両方の喘ぎサンプル欲しい……」
わたし「理由は?」
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