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夜しか泳げない
2013年頃に引退されてしまったが
デビュー前からSIONの隣で弾いていた
松田文というギタリストが大好きだった。
歌に寄り添い
楽曲の良さを最大限に引き出す
そんなギターだった。
2006年2月17日(金)
江東区のティアラこうとうで
貴重なフェスが開催された。
ティアラロックフェス[WORDS]
出演 :
SION (G.松田文)
三代目魚武濱田成夫
CHABO BAND
当時の勤務先が秋葉原だったので
仕事終わりに総武線に乗り1人で見に行った。
普段はクラシックや歌舞伎や落語などが
開催される綺麗で荘厳な会場だった。
そんな高貴な場所に
夜しか生きれないような人達が出演し
同じく夜しか生きれないような観客が集まった。
三代目魚武濱田成夫は
ポエトリーリーディングしながら
客席に向かって詩集をブン投げ
チャボは安定の演奏で
同じくポエトリーリーディングを取り入れた
[太陽に歌って(戸山ハイツ)]等を披露した。
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それでも圧巻だったのは
最初に登場したSIONと松田文だった。
SIONの語り調の歌に
本当はもう1人居るんじゃないかと疑う
ロバート・ジョンソンを彷彿とさせるギター。
極寒の帰り道。LIVEでも演奏された
この曲を聴きながら帰ったのを覚えている。
"夜しか泳げない
魚は影を連れて歩かない
だけど
光だけが光じゃないことだけは
太陽より知っている"
SION
[夜しか泳げない]