ブランデー戦記
"暗いニュースもう見たくない
淀んでるこの街が嫌い
こんな時間からバカが歩いてる
私に何か喋ってる
ストロークス聴いて涙を堪える
君の味方でいるよ
なんて口先ばかりだね
ヘイ、ホールデンよ
側にいて置いてかないでよね
TVショーのロックンロールスターが
笑顔になってしまっても"
ブランデー戦記
[黒い帽子]
もうバンド名からして素晴らしい。
この歌詞に登場する
"ホールデン"という人物は
多分この小説の主人公だろう。
能天気だけじゃない
マイナーコードのサウンドに
声変わり期の少年にも似た歌声。
平熱のまま彼女達にしか
奏でられないロックンロールが
ここにある。
絶対くるぞ。このバンド。