Lemon Tea
THE NEATBEATS
[JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK !!
-ロックンロールの逆襲 !!!-日本編]
2007年6月20日(水)発売。
ニートビーツ結成10周年の企画で
製作された日本のロックンロールだけを
カバー収録したアルバム。
ゲストも錚々たるメンバー。
大友康平
真島昌利
鈴木圭介
奥野真哉
川村かおり
うつみようこ
収録曲は1つ上の世代の人達の
楽曲が多いけど最高なのだ。
(カッコ内はオリジナル)
01. シンデレラ (COOLS)
02. たどりついたらいつも雨ふり (ザ・モップス)
03. 浮気な、パレット・キャット (HOUND DOG)
04. ガタガタゴー (THE HIGH-LOWS)
05. ロックンロール・ウィドウ (山口百恵)
06. セクシーキャット (矢沢永吉)
07. レモンティー (サンハウス)
08. BABY LET’S GET SHAKE (セルフカバー)
09. ドカドカうるさいR&Rバンド
(RCサクセション)
10. やつらの足音のバラード
(アニメ[はじめ人間ギャートルズ]ED)
[雨ふり]も[ガタゴー]も最高なのだが
突飛して最高なのが[レモンティー]
セクシャルな歌詞を
うつみようこがドスの効いた声で捲し立てる。
"しぼって僕のレモンを
あなたの好きなだけ
たっぷり僕のレモンを
あなたの紅茶の中に
Ah Ah Ah
2人で飲みますレモンティー"
演奏するニートビーツも
ロックンロールというより
ガレージバンドみたいな音になっている。
ちなみに[レモンティー]の元ネタは
ヤードバーズのこの曲。
The Yardbirds
[Train Kept A Rollin']
更なる元ネタはTiny Bradshawの
[The Train Kept A-Rollin]らしいけど
シナロケVersionに近いのは
ヤードバーズの方だと思う。
どのバンドも
好きなルーツミュージックを吸収して
自分達が鳴らすべき音に昇華させている。
そして。ニートビーツと言えば
MR.PANさんが体験した話が最高の
やっぱりこの動画。
こんなバスには絶対同乗したくないが
ハリーは大友康平がHOUND DOGの
解散問題で落ち込んでいた時。
[どうしたの?淋しそうじゃん]と
ぶっきらぼうに聞きつつ
一緒に弁当を食べてあげた優しい人なのだ。
いかん。レモンティーから
弁当の話になってしまった。
とにかく。Vol.2も出して欲しいくらいの
素晴らしいカバーアルバム。