
スマイル
"かわいく
スマイルしててね
人間なんか
それほどキレイじゃないから
すぐスマイルするべきだ
子供じゃないならね"
ホフディラン
[スマイル]
出勤時。
信号で右折しようとしたら
横断歩道を右後方からママチャリが来たので停車。
前に乗ってた2才くらいの女の子が
( ゚д゚)ハッ!っとした顔でこちらを見る。
おれ隠し子いたっけ?σ(o・ω・o)
いや。いない。いない(ヾノ・∀・`)まだ←
と確認し発進。
次の信号で停車してると
先ほどのママチャリが左側の歩道を走って来た。
ふと見ると
さっきの女の子が身を乗り出して
こちらにパァァっとした満面の笑みで
手をブンブン振っている。
え?もしかして
おれのファン?!( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
でもゴメン。天使ちゃん。
君が成人する頃にオッチャンは
ヨボヨボの老いぼれジジィだ。
残念だがこの恋は諦めてくれ。
などと思っていたら
どうやらコレに手を振っていたらしい。

振り上げた行き場のない左手を
そっとハンドルに戻しギアを入れ
再び走り出した恥ずかしい朝だった。
