BO GUMBOS
エレカシとスライダーズ目当てで見てたeZに
ボ・ガンボスが登場した時は衝撃的だった。
サーカス小屋のような
浅草常盤座のステージ。
得体の知れない男は
ジョン・ライドンみたいな顔をして
緑色の髪で化粧までしていた。
でも得体の知れない男の歌は
もの凄くキャッチーで聴きやすかった。
1989年7月1日(土)
1stアルバム[BO & GUMBO]発表。
前途の2曲の他にも
たくさんの名曲が収録されていた。
でも。スタジオ盤よりもっと凄かったのが
解散直前の1995年5月21日(日)に発表された
[ずいきの涙]というライブ盤だった。
この動画では無いがKYONが
60年代のキース・リチャーズばりの音で
どんとが客を煽りまくり歌に雪崩れ込む。
以前紹介した
プライベーツの[SPIKE DRIVER LIVE]と
肩を並べるくらいの名LIVE盤である。
スタジオ盤には収まり切らない
ロックンロールの感情が爆発している。
その他にも
ロックンロールのカバーを収録した
[THE KING OF ROCK`N'ROLL]
サム・クック等のソウル系をカバーした
[SHOUT !]
ボブ・マーリーの[No Woman, No Cry]等
レゲエや雑多な音楽をカバーした
[JUNGLE BEAT GOES ON]
等のLIVEカバーアルバムも発表している。
ちなみにカミさんは当時
高校生でeZを見てた時。
[赤い髪で眉毛の無い顔が緑の男が
いきなり写し出されてトラウマだった]
と言っていた。
そんな風貌の人間から歌われる
こんな優しい歌を他に知らない。