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ほうじ茶クラシックティーラテがこの狭い世界の平和を保つ#未来のためにできること


子ども達の未来のために、今日もスタバの紅茶を飲む。どんなに魅力的なフラペチーノがでていても、ほうじ茶クラシックティーラテを飲む。それが1番私の好きな味で、1番心をほっとさせてくれると知っているからだ。

何故ほうじ茶クラシックティーラテを飲むことが、子ども達の未来のためなのか。どう考えても自分のためだろう、ただゆっくりしたい、おしゃれなものを飲んで楽しみたい、それだけだろう。

その通りだ。

子ども達の世界は狭い。今はまだ1人で好きな場所には行けないし、好きな場所と言っても近所のショッピングモールや、ハンバーグを頼むとおもちゃがもらえるレストラン、ターザンロープのある公園、特別な時にだけ入ることのできるガチャガチャの森。
どれも自宅から2km以内にある。

とても狭い世界で生きている。

そんな狭い世界の中心にいるのは、紛れもなく私なのだ。生まれたその日から、全ての日を一緒に生きている。
子ども達のことを考えなかった日は1日もないし、逆に子ども達が「ママ」という言葉を覚えてからはその言葉を発しなかった日も1日もない。

私は子ども達の世界の中心にいる。
それは嬉しくもあり、誇らしくもあり、ものすごく理不尽で、恐ろしいことでもある。

狭い世界であるからこそ、私の表情や私の放つ言葉の持つ影響力というのは凄まじいだろう。
私が笑っていれば子ども達は安心するし、怒っていたら不安になる。「すごいねぇ!」と言えば飛び跳ねて喜ぶし、「静かにして!」と言えば萎縮してしまうだろう。

私の機嫌がどこあったとしても、受け取る側の感じたままにこの世界は色を変えてしまう。
私にとっても子ども達にとっても、ものすごく理不尽で、恐い世界なのだ。

しかし私さえ安定していれば、とても暮らしやすい世界を保つこともできる。どうせなら、この世界は子ども達の好きな色であって欲しい。

ならば私にできることは1つ。

自分の機嫌は自分でとる。

この狭い世界の中心にいるからには、私の放つ言葉によって子ども達の「普通」の感覚までもを変えてしまうかもしれないということを心に刻んでおかなければならない。
どうか、子ども達の「普通」が平和で、素晴らしい毎日であることを願って。

それぞれの本当に好きな場所を見つけて羽ばたいていくその日まで。羽を休めたくなった時には、ココが帰りたくなる場所でいられるように。

私は私のために、今日もほうじ茶クラシックティーラテを飲む。

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